オロチ最後の妄執!|日和を道連れにする執念
日和を道連れにする執念
オロチは、雷ぞうとジンベエによる消火活動か鬼ヶ島が墜落しかけている事による衝撃で海楼石の釘が抜け、変身ができるようになり瓦礫の下から出て来れたようですが、全身が炎に包まれており、おそらく自分でももう助からないと自覚しているのだと思いますが、最期に日和を道連れにしようとしていますね…
しかし、オロチのその執念は極めて異常ですよね…
およそ20年以上に渡りワノ国の人々を苦しめてきたにも関わらず、まだ黒炭家の怨念は尽きないという事なんでしょうか?
オロチは幼少の頃から本当に酷い目に遭ってきたようですから、少しはその怨念は理解できますし、同情できるところもあるように思いますが、おでん様に対する異常な憎しみは全く理解できない…
光月家の人間だという事が主な理由だと思うのですが、おでん様自身はオロチに恨みを買うような事はしておらず、おでん様がオロチを斬ろうとしたのは、家族を傷つけられたからであり、それに対しての憎しみであるならオロチは完全に精神に異常をきたしている可能性が高い…
オロチは、ひぐらしとせみ丸と出会う前には自分達が迫害されるのは祖父が犯した罪のせいであり、仕方ないとも思っていたようでしたが、ひぐらしとせみ丸の身勝手極まりない思想に感化されてしまっていましたが、もしかしたら、カン十郎がそうだったように、あの時にオロチの精神は壊れていたのかも知れないですね…
オロチとカン十郎は、個人の人格ではく『黒炭の怨念』の執行者だったように思えます。
最期に日和を道連れにせんとするのは、黒炭の怨念が日和という光月家の女性を最後の生贄に選んだようにも思えます。
オロチのヤマタノオロチは黒炭家の怨念が具現化したようなものであり、最期の生贄として日和を選んだが、しかし、ヤマタノオロチは最期の生贄を得る前にスサノオに退治されてしまいますよね…?
スサノオの役割を果たす人物とは?