海王類と人魚姫の関係|人魚姫と海王類
人魚姫と海王類
海王類と言えば、魚人島編にてしらほし姫の想いに応えて現れた数百メートル級の超大型のものが頭に浮かびますが、ルフィが冒険の最初に倒した『近海の主』も海王類に分類されるものだったようです。
あれは海王類としてはかなり小さい印象を受けますが、状況はどうあれ、シャンクスの片腕を食いちぎっているくらいですから、やはり弱くはないだろうと思えます。
しかし、海王類というのは人間から見て魚でもない海獣でもない、分類するに困る大型の海棲生物をそう呼んでいるだけで、おそらくは本当に海王類と呼べるのは、やはり数百メートル級のしらほし姫の想いに反応する奇怪な姿をした者達じゃないかと思います。
海王類達は自分達の事を『ぼくたち』と呼んでいたりしますが、甲塚は彼には海王類ではなくちゃんとした種族名があるような気がしています。
ギリシャ神話のポセイドンにはトリトン、ロデーなどの子供神が存在していますが、トリトンは個体ではなく種族としても考えられていますから、甲塚はもしかしたら海王類は『トリトン族』とかいう名前で、他の海棲生物とは全く違う生物なんじゃないかと思います。
アイランドクジラ達もかなり知能は高いようですが、海王類達のように人間的な思考を持っていたり、人間的な会話をしているような雰囲気はないですし、海王類達は人魚姫の誕生をクジラ達も喜んでいると言っていましたが、甲塚はその表現は非常に人間っぽい捉え方だと感じるんですよね…
しかし、海中にいる生物達は海王類の眷属みたいなものであり、海王類達に従って動く巨大な魚類や海獣も多く存在するのではないかと思いますね!
また、彼らは10年も前から人魚姫の誕生を察知していますが、それは彼らが人魚姫の魂と繋がっており、その魂が再び現世に現れる際には、何かサインみたいなものを感じる事ができるのではないかと思います。
巨大さに比例して長命でしょうし、時間感覚も人間とは違うでしょうから、彼らが10年も前に人魚姫の誕生を『あと少し』と言っていたのはなんとなくわかりますし、正確に10年後に生まれ、成長するのに15年かかるという事まで把握しているのは、やはり魂で繋がっているからだと思えます…