酒龍八卦で覇気が強化される理由｜ONEPIECE1038話以降考察 | 【ワンピース考察】甲塚誓ノ介のいい芝居してますね！

酒龍八卦で覇気が強化される理由｜酒龍八卦で覇気が強まる理由

カイドウは基本的に、普段は自分の感情をあまり表に出さないタイプの男だと思います。
しかし、強い感情を持っているからこそ今の立場にまで成りあがったはずです。

普段も笑ったり怒ったりしていますが、それは日常的な情動に過ぎず、強い感情であるとは言えない…
強くなり過ぎた為に、格下の者達相手には強い感情を抱かなくなったのかも知れません。

カイドウが酒龍八卦を発動したのはルフィが自分を倒しうる同等の力を持つ強者だと認めたからみたいですが、それ故に感情を全解放する手段が『酔う』なんでしょうね…！

カイドウは『輪雷上戸』や『泣き上戸』という情緒不安定な状態になっていますが、それは喜怒哀楽がこれ以上無いというくらいにハッキリした状態であり、それらは全て強い感情だと言えるでしょう。

その状態になり、ルフィは覇気が強まっていると感じていますから、やはり覇王色は感情により強くなり、感情は人間の魂から生まれてくるものだと思えますので、やはり覇王色は精神の力だという覇気の一種であると共に、最もそれが色濃く出た種類の覇気なんでしょう。

強い感情を持たない人間についていく人間など存在しないと思います。

元々人を統べる立場にある人間には成り行きや習性としてついていくでしょうが、誰かに惚れ込んでついていくという場合は、その人の強い感情に魅力を感じるはずですよね…

ルフィにしてもカイドウにしても、そういう強さを持つ者だというのは共通しているでしょう。

チンジャオは『塞きあう覇王達の更なる頂点』を『海賊王』だと言っていましたが、お互いの感情、魂をぶつけ合うルフィとカイドウは、今まさにその『塞きあう』という状態にあると感じられます！

最後までお読み頂き、誠に有難うございました！

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