黒ひげは眠らずに『夢』を見ている｜ティーチの夢は世界の王？
ティーチの夢は世界の王？
甲塚はティーチの夢は世界の王になる事だと思っています。
その夢に爆進しながら38年前に滅びたロックス・D・ジーベックの影を追うようにハチノスを本拠地にし、船にもジーベックの名をつけている事から、ティーチは明らかにロックスの影響を受けており、血縁者としてか、Dの名を持つ者としてか、憧れる者としてか、ティーチはロックスをリスペクトし、その意思を継ごうとしているようにしか思えません。
しかしティーチは闇雲にその夢を追いかけてきたのではなく、夢の実現に必要な要素を定め、ちゃんとした『成り上がり計画』を立てて、ヤミヤミの実と巡り会うのをずっと待っていた…
ルフィのように何もないところからのスタートではなく、最初から全部計画していたわけですが、彼は運命論者でもあるようで、巡り会わねば自分はそれだけの男だったという一か八か的な考えの持ち主でもあるようです。
おそらく、ティーチはもう夢を実現する為に必要な物はほとんど揃えているはずだと思いますが、悪魔の実の能力者狩りに熱心になっているようです。
しかし、ロードポーネグリフやラフテル、ワンピースなんかにはあまり興味がないように思えます。
カイドウとリンリンでさえ世界をとるには古代兵器やワンピースが必要だと考えているようですが、ティーチはそれを必要とせずに夢を実現しようとしているのではないか？
ロックスの時代にはラフテルやワンピースというものの存在すら知られておらず、ロードポーネグリフの意味すら全く知られていなかった…
ティーチからしたら、それらはロマンでしかなく世界の王になるのに必要なのは悪魔の実の力であると考えているのかも？
悪魔の実に関してはかなりの知識を持っているティーチならば、悪魔の実の覚醒やまだ秘められている別の意味や力みたいなものを知っていて、それはワンピースや古代兵器に勝るという確信があったりするのかも？
ロックスはおそらく天竜人を引きずり下ろし、自分がそれにとって代わる存在となる事を夢見たのだと思いますが、ティーチもおそらくそうなんでしょう。
また、ティーチはもしかしたら『自由』によって世界を『支配』しようと考えているのかも知れないとも感じます…
