黒ひげは眠らずに『夢』を見ている｜ONEPIECEワノ国編終了後考察 | 【ワンピース考察】甲塚誓ノ介のいい芝居してますね！

黒ひげは眠らずに『夢』を見ている｜無秩序世界の王

ティーチはもしかしたら、どんな生まれのどんな人間であっても何にも縛られないような究極の無秩序みたいな世界を作り出そうとしているのかも知れないと思います。

ティーチはヤミヤミの実を手に入れる為に自分でも親友だと感じていたサッチを殺して何の罪悪感も持っておらず、また親父と呼び大恩ある白ひげをも簡単に殺し、落とし前戦争では自分の家族だった者達を打ち負かしています。

ティーチはおそらく、人間は自分の目的のためには何をやってもいい、そうするべきなんだという考えを持っている。

現実世界で言うところのサイコパス的な性格なんだと思えます。

しかし、それは独善的なものではなく、それは誰にも等しく与えられている権利なんだとも考えている…

弱肉強食、無秩序、正義も悪もない混沌…

今ある秩序や価値観を全てぶち壊し、究極の無秩序と渾沌の世界を作り上げ、全ての人間に成り上がるチャンスがあると言う世界の頂点に立とうとしているのかも知れないと甲塚は思います。

自分が世界の王になり、それに従うのも自由、受け入れず争うのも自由…

無茶苦茶ですが、それは自由によって世界を支配しているとも現す事ができるでしょう。

どんな手段を使っても力を持ち得た者こそが自分の思うままに振る舞う事ができると言うのは、一部の人間からすれば魅力的な世界でしょう。

ティーチは世界の王となり、その果てにそんな世界を作り上げようとしているのかも？

また、ティーチは生まれてから一度眠った事がなく、夢を見た事もないようですが、それは逆に考えたら、ずっと眠っていて夢を見続けているとも考えられるかも？
ティーチにとって、今の自分の人生は自分が見ている夢だという意識があるのかも？

だから、サイコパスのように思うままに振る舞えているのかも知れないですね…

最後までお読み頂き、誠に有難うございました！

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