カイドウVSヤマト!|太古の支配者
太古の支配者
別記事にちょこっと書いていますが、カイドウが口している『暴力の世界』とは、太古の昔の世界の再現なんじゃないかと思っています。
太古の昔には、人間には今よりもっと多くの天敵がいたはずです。
フーズ・フーは奴隷を解放し、また人々を笑わせ苦悩から解放してくれるという太陽の神ニカの伝説を口にしていましたが、太古の昔には人間が太古の支配者と呼べるような他の強力な種族の奴隷にされていた可能性はあると思います。
ニカは、そんな太古の支配者達から人々を解放したんじゃないかとも思います。
太古の支配者として真っ先に連想するのが古代巨人族です。
あれだけ大きな種族ですし、戦闘能力も極めて高いわけですから、銃火器もない時代に普通の人間には太刀打ちできるはずもない。
また、鬼ヶ島には古代巨人族のものらしき巨大な頭蓋骨があるわけですが、過去記事にも書いているように今のワノ国が太古の昔に鬼ヶ島を本拠地とする古代巨人族に支配されていた可能性はあると思え、また、カイドウはやはり古代巨人族の血を引いているんじゃないかとも思えます。
花の都に鬼ヶ島を落とし、国名を新鬼ヶ島にする理由としてはあり得ない事ではないんじゃないか…?
カイドウ、そしてキングも同様に太古の支配者の血を引いていて、カイドウが作ろうとしている暴力の世界は強者が弱者を暴力で支配し、奴隷とする太古の時代の再現…
緑豊かで美しかったワノ国の国土の大半が荒野みたいになっているのも、そんなイメージに繋がるような気がします。
太古の時代とは、おそらく天暦の時代を指すものとおもいますが、ONE PIECEの天暦と海円暦と言う二つの暦は現実世界で言うところの紀元前、紀元後だと思います。
現実世界ではキリストが生まれた年が紀元元年となっていますが、ONE PIECE世界では太古の支配者達から支配されていた人間や人間に似た種族が解放された年が暦が移行した年になっているんじゃないかとも思います。
ロビンはアラバスタで天暦時代の歴史について口にしていましたが、太古の支配者がいたなら、もっと古い時代の話だったりするかも知れないです。
カイドウは太古の時代を復活させる事が夢なのかも知れないですが、それに今までの人生を付き合わされてきたヤマトはたまったもんじゃないですよね!