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バーソロミュー・くまの身に起こった事|ONEPIECEマリージョア編考察

ワンピース考察
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バーソロミュー・くまの身に起こった事|ニノキンの影響と思想

 

ニノキンの影響と思想

くまは元ソルベ王国国王でしたが、国王になっているという事は王族か、少なくとも貴族だったはずです。
しかし、先述したように少年時代のイラストからは全くそんな雰囲気はありません。

甲塚は、くまは王族だったが『ニノキン』という偉人伝を読み、そこにあるニノキンという人物の生き様と思想を実践していたのではないかと思います。
豪華で贅沢な暮らしに背を向け、ニノキンと同じ生活をしていた可能性が高いんじゃないかと…

ニノキンは『二宮金次郎』をモデルにした人物だと思いますが、二宮金次郎は『報徳思想』という宗教にも近いような精神性の高い思想を持っていたようです。

人間が生きていく為に必要である経済活動と人間が人間として正しく生きる為の指針である道徳を融和し、私利私欲に走らずに社会全体に貢献する事を優先して生きれば、いずれ自分にとって利益となって還元されるという思想…

簡単に言えば、自分の事ばかり考えず全体がよくなるように行動すれば報われますよ、という事なんだと思われます。

ニノキンという人物はそんな思想を持っていて、くまはそれを実践していたのではないでしょうか?

この思想で考えると、天竜人は完全に真逆ですよね?
天竜人以外の人間や他の種族は全て自分達の為にあるというのは究極の自己中的考えであり、おそらく天竜人達の中でも経済的な争い事は起こっているでしょう。

くまは自分が国王になった際に、国の在り方を報徳思想的なものに改め、国民も王族も同じような暮らしをするようになったのではないでしょうか?
しかし、それによりソルベ王国は天上金を支払えなくなったとか、国民からお金を集めて天上金を支払う事が、くまには出来なかったのかも?

それが、天竜人達からの怒りを買ってしまった…
また、くまの思想も危険視されたんじゃないかと思いますね…

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