カイドウの一対一の強さを知るヤマト|カイドウVSモリア
カイドウVSモリア
まだ23年前なら、百獣海賊団はまだそれほど強大な海賊団ではなかったはず。
おでん様と赤鞘九人男が百獣海賊団と戦った時にはまだ千人規模だったはずで、モリアとの戦いの際にはそれよりもまだ小規模だったんじゃないでしょうか?
それに、その抗争は互角だったような雰囲気で伝わっていますよね。
モリアは『カイドウと渡り合った海賊』として知られていますし、カイドウが四皇と呼ばれるようになったのにも、モリアとの戦いがかなり影響しているようです。
当時のモリアは今とは別人のような強さを持つ海賊だったとも思われます。
今は影を潜めてしまったのかもしれませんが、モリアは部下達からかなり慕われていましたよね?
アブサロムの身を心配して、ハチノスに乗り込んでティーチに喧嘩を売るような事もしていますから、本当はモリアも覇王色を持つ一握りの強者レベルの海賊だったかも知れません。
しかし、カイドウに敗れたことにより心をへし折られ、また他力本願に陥ってしまった故に、今は覇王色が消えたり眠ってしまっているのかも?
モリアはカイドウとの戦いで仲間を全て失い、それから七武海に勧誘されるレベルにまで盛り返したが、かつては自力を信じるイケイケな性格だったが、失う事を嫌い、他力本願になってしまった…
モリアはカイドウに心をへし折られたのかもしれません。
再起してからもカイドウに挑むような事はしなかったみたいですし…
おそらく当時のモリアの仲間達はそれほど強くはなく、モリア個人の強さ頼みだったのでは?
もしかしたら、モリアは自らカイドウに『一対一』の戦いを望んだのかも知れないですね!
で、モリアは今のルフィのようにカイドウと互角に渡り合いながら、最終的に敗れた…
また、仲間も失い命からがらにワノ国から逃亡したのかも?
まだ幼かったヤマトは、その戦いの一部始終を見たのではないか?
その『一対一』になった時に見せる父親の本性、父親の強さを、ヤマトはハッキリと見たのかも知れない!?