ONEPIECE919話以降展開予想光月家とポーネグリフについて|地下世界と日本神話
光月家と地下世界と日本神話
甲塚の別記事で書いてある内容ですが、光月家は一度、死者の世界である黄泉の国とも言えるような地下世界に身を隠していたのではないか?
また、そこは時間の流れが違う特殊な空間、異界だったのではないか?
と甲塚は書いています。
ONEPIECE918話ネタバレ!光月家の墓についての考察|光月家は黄泉から帰還した?
これと、先に書いた光月家は地下世界でポーネグリフを刻んでいたという妄想をつなげてみたいと思います。
日本神話において黄泉の国はイザナギ、イザナミの神話で有名です。
夫イザナギ、妻イザナミの夫婦神は日本の国産みの神ですね。
イザナギは出産の際に重傷を負い、それが元で亡くなり、黄泉の国の住人となります。
イザナギは妻恋しさに黄泉の国を訪れ、妻と再会します。
イザナギは妻に地上に戻ってきてくれと懇願し、イザナミはそれを受けて黄泉の国の神々に相談してみるが、その間、絶対に自分の姿を見ないでくれと言います。
しかし、イザナギはそれを破り、イザナミの姿見てしまいます。
美しかったイザナミの姿は黄泉の国の住人らしく醜く腐っていました。
それを見て逃げ出したイザナギを黄泉の黄泉醜女をはじめとする黄泉の軍勢が追いますが、イザナギは地上と黄泉を繋ぐ黄泉比良坂に成っていたら桃を投げつけ、これを撃退します。
モモの助の名は、この桃からとられているのかも?
なにせ、桃によって命を救われたイザナギは桃に対して
『日本に住む全ての人が苦しみ患う時には、私と同じように助けになりなさい』
という事を口にしているくらいです。
光月おでんがモモの助という名前にそのような思いを込めているとも考えられます。
また、ワノ国にもこのような伝説が残されていたり、光月おでん自身がイザナギ役であるかも知れません。
光月家の墓にある、おでんでもない、モモの助でもない光月◯◯は、イザナミ役である光月おでんの妻であるかも?
また、神話には続きがあって、黄泉の軍勢は撃退したものの、次はイザナミ自身が追いかけてきます。
そこでイザナギは黄泉比良坂の中央に、千人力でようやく動くような大岩を据え、イザナギはこれ限りで夫婦としての契りを解くと宣言します。
これにより、今まで繋がっていた生者と死者の世界は永久に断絶されることになりました。
この大岩を『千引き岩』と言います。
この『千引き岩』がポーネグリフとして登場する事も考えられますね。
このように、この黄泉にまつわる神話はONE PIECEにはマッチしそうなんですよね。