見える子ちゃん3巻感想考察解説|にかいめ
にかいめ
違う日、ハナちゃんやっぱり異常にお腹が空くようです。
みこちゃんは大食らいだといじりますが、ハナちゃんは真剣に悩んでいる様子…
しかし華の女子高生ですからね、あんまりクヨクヨしてません。
しかし、遠野先生の授業の時に、みこちゃんはハナちゃんの空腹感の原因を理解することになる…
遠野先生の授業になると現れる『見るな』の女の霊…
どうやらこの霊、遠野先生に興味を持つ人間を寄せ付けないようにしているようですが、ほとんど無差別!
無差別に怨念を撒き散らしているように見えます。
こんなの、完全に災害ですよね…
しかも、日に日に力を強めているようで、遠野先生から全く離れようともしない…
また、遠野先生の中に入ったりもしている…
みこちゃんは2巻で登場した殺人鬼みたいな奴ならなんとかしてくれるんじゃないかと思いますが、コミュニケーションなんかとれませんから却下!
また、このタイミングでみこちゃんのフルネームが『四谷みこ』だと判明!
四谷怪談から頂いた感じですね…
それはともかく、遠野先生に話しかけられたもんだから…
めっちゃガン見の系に処せられてしまうみこちゃん!
よく我慢してますよホント!
甲塚だったら絶対リアクションとってしまうと思います。
しかし、親友のお腹の虫の鳴き声がみこちゃんのピンチを救う!
お前は某サイヤ人か!?(笑)
しかし、これマジなんですよね…
ハナちゃん、本当に弱っているんです。
みこちゃんはハナちゃんを保健室に連れていき、後でユリアちゃんも見舞いに…
見舞いにハナちゃんに飴玉をくれるんですが、これを口にした途端ハナちゃんの生命力が復活!
ユリアちゃんはハナちゃんが弱った原因をスラスラと口にしますが、すぐに気付いてごまかす!(笑)
しかし、みこちゃんはここでようやくハナちゃんに何が起こっているのか理解できました!
ハナちゃんは遠野先生に憑いている霊に生命力をもって行かれてしまっている故に体調を崩し始めている…
なんとかしなければ…
放課後、みこちゃんとハナちゃんは公園でおしゃべり…
ハナちゃんはまた食べていますが、みこちゃんは食欲も出ない様子…
なんとかしたいけど、どうしたらいいのかわからない…
みこちゃんは悶々とします。
大切な友達の体調に影響が出てるのですから、そりゃあ深刻ですよね…
ハナちゃんの優しさに少し救われた気になりますが、状況を理解できている自分がなんとかしなければ…
そんな事を考えながら、近くにいた可愛らしい男の子に手を振ると…
変わった趣向だなあ、オイ!
そんなパターンもアリですか!
こんなもん、どうやってもスルー不可能!
しかも、まっしぐら?
まっしぐらかよオイ!
だいぶ悪い子だよ、この子!
いったいどんな死に方したらそんな恐い顔になるのよ!?
そして、これが『にかいめ』になる!
狐巫女は多分みこちゃんの周りにボディーガードのようにいつもいるんでしょうね。
多分、神様寄りだから普通の霊とは別格で、任意で姿見せたり消したりできるんじゃないかな?
やっぱり助けてくれるんですが、この子なかなか強い!
反撃して、みこちゃんに迫ります!
しかし、最後には撃破され、消失してしまいます。
この消失、どうなっているんでしょうか?
死んでるんですから、死なないですし…
他の霊を食べて力を強めたりしているわけですから、エネルギー体である可能性が高く、そのエネルギーを相殺されて消失しているのか?
しかし、想念自体は消えそうにないので、一時存在が希薄になるという事で、時が経てばまた元の姿に戻るのか?
成仏するまで、そんな事を繰り返しているのかもしれませんな…
で、やっぱり狐巫女はサインを残して消え去ります。
『にかいめ』…
全く予期せぬところで二日目が来てしまいました…
みこちゃん、ここでようやく状況を理解します。
それに、ハナちゃんがまた生命力を消費してお腹が鳴るのは、さっきの男の子のせいなのか?
または狐巫女のせいなのか?狐巫女なら、やはり良くないものだと思えてしまいます…