進撃の巨人134話考察|道は無理矢理繋げられた?
道は無理矢理繋げられた?
始祖ユミルは巨人の力を得ましたが、始祖ユミルが道を通して巨人の身体を送って巨人化させていたなら、始祖ユミルも起源という道を通して何者かから巨人の身体を送ってもらっていたのでは?
また、ユミルが亡くなるまでは巨人になれるのは始祖ユミルだけだったようです。
始祖ユミルはフリッツ王との間に3人の娘をもうけ、ある日フリッツ王を暗殺者からかばい重傷を負いました。
通常なら死んでしまうような重傷でしたが、再生能力があるから死なないだろうと王は妻である始祖ユミルを奴隷と呼んで早く立ち上がれと言いました。
始祖ユミルは未だ自分を奴隷と呼ぶ王の言葉に絶望したのか、再生能力を使わずに死んでしまいました。
ユミルはどうやってか、自ら『道』を閉じてしまったのではないでしょうか?
ユミルの魂は少女の姿に戻り、何もない空間に一人でいたようです。
おそらく、これで道は完全に閉ざされ、ユミルは孤独ながらも自由を得たのではないでしょうか?
しかし、フリッツ王はなんとしてでも始祖ユミルの力を引き継ぐために、3人の娘に始祖ユミルの肉体を食べ尽くす事を強要しました。
それによって始祖ユミルがいた何もない空間に新たに道が開かれたように見えます。
光の柱みたいなものの先が3つに分かれている事から、それぞれ3人の娘に道が開かれたという事かも?
また、今はその光の柱みたいなものからは無数に枝が分かれている…
それらは全てのエルディア人につながっているんでしょうね…
故に、巨人になる全てのエルディア人は始祖ユミルの力を引き継いだ3人の娘の子孫という事になる?
しかしこれは全く始祖ユミルの意思ではない事だと思えます。
本来は始祖ユミルの死と共に巨人は存在しなくなるはずだったのでは?
そう言う意味で、フリッツ王は失われるはずだった道を無理矢理繋げたという事になるのでは?
また始祖ユミルにはそれを閉じる事は出来ず、奴隷の習性に従う他に何もできずにいたが、いつか道を閉ざすものが子孫から現れる事を待っていたのかも?