ドラマ恐怖新聞6話ネタバレ!感想|内容への感想
内容への感想
前世での所業を受け入れた詩弦の精神力はとても若い女性とは思えない…
今を生きる自分は何の罪も犯していないのに、前世の罪で苦しまねばならない事を理解することなど普通の人間にはできないことだが、恐怖新聞という超常現象の渦中にあった事でそれを受け入れる事ができたのか?
しかし、それでも納得はいかないだろうと思う。
また、母親を守る為に再び恐怖新聞の契約者となるが、そこで合点がいった。
詩弦は単に前世の罪を償うというのではなく、周りの人間の幸せを守る事を考えていたのだろう。
前世がどうあろうとも、今、自分の周りの大切な人々が恐怖新聞によって不幸になる事が耐えがたい苦しみであり、巻き込まれた者はもっと理不尽な苦しみを受ける。
それを自分一人が背負う事で回避できるならそうするべきだというのが根にあるのだろう。
その自己犠牲精神も前世を知った故かも知れないが、詩弦にとっては理不尽と戦う手段が再び恐怖新聞の契約者になる事だったのかも知れないと思いました。