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犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察|名作ホラーエンタメ作品誕生!

映画
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犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察|恐怖演出と小ネタ

 

恐怖演出と小ネタ

この作品に登場する恐怖シーンでは、やはり大谷凛香さん演じる西田明菜の投身シーンが印象的です。
 
これは形を変えて2度ほど登場するのですが、2度目のインパクトは強烈!
 
森田奏が運転している車のボンネットに落ちてくるのですが、その迫力が凄まじく、是非とも劇場で体感して頂きたいと思います。
 
また、霊感が鋭い森田奏は度々霊を目撃するのですが、あまりハッキリとは映像にせずに、『そこに何かいる』という気配を出すのに重きを置いているのですが、甲塚は清水監督のそこが好きなんですよね!
 
俳優さんの技量も必要ですが、三吉彩花さんはその芝居が非常に良かったと甲塚は思います。
 
もう一つ、最後の方に登場する恐怖シーンに、現代を生きた森田奏の兄である森田悠真の遺体の下半身に半世紀前に村と共にダムに沈んだはずの犬鳴村の摩耶とその恋人・成宮健司のミイラ遺体がしがみついているという理解し難い不条理な状況…
 
タイムスリップとパラドックス要素もある作品である故に生まれた名シーンですが、これには元ネタが存在すると思います。
 
それは怪談の世界では最早神格化されていると言っても過言ではない稲川淳二大先生の持ちネタの一つである『長い遺体』という怪談です。
 
これは是非とも御自分で聞いて欲しいので詳細は書きませんが、おそらく元ネタはこれでしょう…(笑)
 

まとめ

あと、これは絶対に笑わせようとしているな〜と思わせるシーンがあります。
 
森田悠真の恋人である明菜と悠真の仲間が三人、怨念に『持っていかれて』しまうのですが、この四人が森田奏が運転する車に絡んでくるシーンがあるのです。
 
仲間3人は怨念に持っていかれる持っていかれ方も笑気を堪えずにはいられないのですが、車を走って追いかけてくる時の走り方(笑)
 
サイズ的にも大、中、小みたいになっていて、絶対に笑わせようとしてますよ!
 
また、明菜を含めた四人で奏の車に乗り込んでしまうシーン(笑)
 
実際に劇場内でそこら中から笑気を感じましたので、あれは万人が笑気を感じるシーンなんだと確信しました。
 
あの笑いも是非劇場で体感というか…
 
我慢してください!!(笑)
 
犬鳴村、怖い以外に笑気を堪えねばならぬ苦しさも良さだと思います!
 
是非是非、劇場にてご覧くださいね!
 
この記事でのご紹介は以上になります。
 
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
 
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