犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察|やったぜ清水監督!
犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事では、2020年2月7日劇場公開の映画犬鳴村の小ネタや内容の評価や考察を、
- 犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察|内容に対して
- 犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察|犬化の演技について
- 犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察|恐怖演出と小ネタ
以上の項目に沿ってご紹介させて頂いております。
犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察|内容に対して
犬鳴村の小ネタや内容の評価と考察!〜やったぜ清水監督!名作ホラーエンタメ作品誕生!〜
2月7日より公開された奇才清水崇監督の最新作『犬鳴村』!
今回はそれに対する小ネタや内容に対する評価、感想、考察を書かせて頂きます。
内容に対して
物語は犬を主食とし信仰対象にもする独自の文化を持つ他所から差別され隔絶された犬鳴村の悲惨な末路と、それにより生まれた怨念が、それに触れた者を非日常に引き込み、不条理に、理不尽に現実世界から引き剥がされる様子を描くとともに、犬鳴村の血統に連なる者達の悲哀、また『臭い物にはフタをする』という考えで己の利益を優先し、悪行を隠蔽してしまう権力の『悪』を訴えた作品だと甲塚は受けとりました。
清水監督の作品では怨念というものが相手を選ばず触れる者を不幸に陥れてしまうパターンが多く見られますが、今回もその基本を忠実に守りながらも、犬鳴村の村人達に対して全く悪意を感じないんですよね…
それはやはり、ダム建設のため為に虐殺された村人への同情と加害者である森田家を中心とするダム建設を強行した人間達に対する憤りがそう感じさせるのかも知れない…
今を生きる本人達は何ら悪い事をしていないのに、血統を原因として不幸に落ちていくという理不尽さが、この物語が本当に伝えたい恐怖であるのかも知れない…