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仄見える少年2話ネタバレ|伊織の影能力と宿章魚

仄見える少年
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仄見える少年2話ネタバレ|宿章魚出現!

 

宿章魚出現!



放課後、三人は藤崎嬢を呼ぶ空き教室を探索するが、何の手がかりも得られなかった…
しかし藤崎嬢は伊織に対する印象が変わったと笑顔で礼を述べて別れる。
理久は霊怪じゃないのかなと伊織に尋ねるが、伊織は何か心あたりがあるような口ぶりで、霊怪が現れるには何か条件があるかも知れないと言った意味の言葉を呟く。


藤崎嬢に続いて帰ろうとする二人だったが、理久は校舎のほうに歩いて戻っていく藤崎嬢の姿を発見!


明らかに忘れ物を取りに帰るような雰囲気でもなく、理久は藤崎嬢が言っていた教室からの呼び声の事を思い出し、背中に悪寒が走る!
藤崎嬢を追って校舎に走る理久とそれを追う伊織!


藤崎嬢を呼ぶ空き教室に行くと扉が開いており、その暗闇の中に蠢く異形を目にする二人!
伊織はそれを『宿章魚』と言う霊怪だと口にし、それは人攫いの霊怪であり、先に伊織が推理したように呼び声がしてから教室に行かないと姿を現さないと言う条件があったのだった。
そして、藤崎嬢はその条件を満たし、ついに教室内に連れ込まれてしまったようだ!


事態は一刻を争う!
理久は助けようと教室に入ろうとするが、伊織が制止する。
理久はまた隠形鬼を使うのかと尋ねるが、伊織は隠形鬼を出したら藤崎嬢まで殺してしまうから使えないと説明。
理久は自分が引き寄せた霊怪かも知れないという理由から、自分が囮になるからその間に藤崎嬢を助けて欲しいと伊織に頼むが…


伊織は絶対にダメだと言わんばかりに却下と叫ぶ!
自分でもビックリするくらい大きな声が出た事に対して他人と関わるのは嫌だとかなんとかブツブツ言いながら…


どんな理由があろうとも自分を犠牲にする道を簡単に選ぶな!と、やけに説得力のある言葉で理久を落ち着かせる。
うんうん、人間として至極真っ当な考えで、甲塚も激しく同意!
自分でも他人でも、犠牲を出さないで済むやり方を考える事を優先すべきです!
犠牲になる事が人助けではない!


伊織は隠形鬼と結びついた事で影を操る事ができる。
学園内で影が薄いと認識されていたのは、実際に存在を薄くしていたんですな!
またこれは人間だけでなく霊怪にも有効で、伊織は難なく教室内に入り込む事に成功!

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