僕のヒーローアカデミア394話ネタバレ!|二人は全部わかっている
二人は全部わかっている
お茶子は自分の事を叫ぶ!
家が金銭的に貧しく両親がよく暗い顔をしていたから、両親を喜ばせる為にヒーローを目指したが大きくなるにつれて世界は両親だけでなく他人が存在するという事を知った…
そして緑谷出久を好きになって今はあなたを止めたい…
それが今の私なんだと!
お茶子は自分は緑谷出久を好きになって、と思いきっり口にしていますが、さっき言った通りトガヒミコ以外の他人も周りにはいるわけで、それも構わずお茶子はこれまでの会話も含め自分の全てをトガヒミコに曝け出した…
それはトガヒミコにも全てを曝け出せというメッセージに他ならないと思いますし、お茶子の願望や命懸けの行動の根っこはトガヒミコと同じ『好き』にあるんですよね…
自分達は同じだと二人とも前から知っていたはずですよね…
おそらくこの二人はずっと以前からお互いの事は全部分かっていたんじゃないかと思います。
誰よりも分かり合える存在だとわかっていながらも周囲が取り巻く状況や立場の違い、また若さ故の誤解や間違いがお互いを遠ざけてしまった…
そういう事って実際にあるんじゃないかと思いますね…
学校で同じクラスの中にある別の派閥みたいな感じの立場でも妙に気が合うのに派閥同士の仲が悪いから自分の立場を考えると仲良くなれない…
それは親友になりうる存在をつくるチャンスを捨てている事になります。
シチュエーションは違いますが、妙なこだわりやしがらみを重視したせいや、自分の殻をやぶれなかったせいで得難い親友を得るチャンスを失ったかも知れないという記憶がある人もすくなくないんじゃないかと思います。
トガヒミコは今まさにその状況だと思います。
また、自分の事を想ってここまでしてくれる存在を受け入れられなかったとしたら、トガヒミコはこの先、幸せになるチャンスを一つもつかみ取れないでしょうし、このまま戦いに勝てたとしても、その先に幸せはあるのでしょうか?
今まで幸せになれなかったなら、今目の前にいる自分を想ってくれる存在に賭けてもいいでしょう!
と思うのですが、トガヒミコもようやくこれまでの苦しみから解放される時が来たようです!