レビル将軍はニュータイプ|スペースノイドの理解者?
スペースノイドの理解者?
当時、連邦政府はもとより連邦軍も保守的な人物が多く、連邦はスペースノイドを甘く見ていた。
しかし、宇宙軍総司令官として常に宇宙にあった彼はスペースノイドの怒りや悲しみをつぶさに見てきたはずである。
おそらくはジオン共和国の建国も内心ではあって然るべきものとして捉えていたのではないだろうか?
また、それにより、スペースノイドとアースノイドの確執が抗争にまで発展する事も予見していたと思われる。
私の目から見れば、彼が危険視していたのはギレン・ザビであろうと思う。
独裁者は極端な考え方の人間が大半であろうと思うが、ギレン・ザビの戦争を起こす事によって人口を激減させ、その戦争に勝利した後に管理しやすくしようという考えは最早人間の思考ではない。
レビル将軍は、その思想と野望を危険視し、敵視していたように感じる。