デギン・ザビとジオン公国の考察｜ダイクンに勝てない
ダイクンに勝てない
デギンはダイクンを利用したと見ますが、用済みで処分したのなら、単なる暗殺は芸が無かったと思えます。
用意する事など簡単だっただろう有事の際は自分を後継者に任命するというような偽の遺言状を作成しておき、その上で連邦の若い将校なんかを買収してダイクンを襲わせ、民衆の連邦に対する怒りの火に油を注ぎながら、正当な後継者として立った方がいくらか人心を集める事ができたのでは？
結局デギンはダイクンほどのカリスマ性を持たなかった故にジオン共和国をジオン公国にし、首都をズムシティという名前にせざるをえなかったのだと思われる…
デギンは公王になどなろうとも思わず、なりたくもなかったと思うのですが、権力を集中させ、民衆を一丸とするためにも必要だったとは思えますが、ザビ家をブランド化するという事自体、デギンは嫌悪感を抱ているらしかった旧世紀の独裁者と変わらない行為をしたのだと感じられます。
