シャアとアムロの生死について|刻とララァ
刻とララァ
シャアとアムロは二人にとって関係が深いララァと同じ存在になったのだと思われますが、では、ララァはどんな存在として二人の間に居たのでしょうか?
『逆襲のシャア』にてララァがアムロの夢の中に現れるシーンがありましたが、ララァは
『意識が永遠に生き続けるなんて拷問よ』
みたいな事を口にしていました。
また、ララァは戦死した際アムロに向かって
『刻が見える』
と口にしています。
これはその時の描写やガンダムUCの終盤でバナージが見た映像を見たりした我見に過ぎませんが、ララァの『刻が見える』の『刻』とは単純な時間ではなく、これまで宇宙に刻まれた全ての記憶や出来事つまりオカルトでいう『アカシックレコード』のようなものなんじゃないか?
『アカシックレコード』は宇宙の過去、現在、未来が記録された人智を超えたデータベースのような存在らしいですが、ララァが見た『刻』は未来は含まれてはいないように見えますが、人類が誕生する以前の時代さえ見えているように思えますので、今まで宇宙に刻まれてきた全ての瞬間を『刻』として表現したのではないか?
また、ララァは意識が永遠に生き続ける云々とも口にしていますが、ララァの意識は宇宙に溶け込んでいて、
『いつでも、どこにでも居る』
という存在になったのだと、甲塚は考えます。