ドクターストーン198話ネタバレ!ゼノ復活!|終わりのないディストピア
終わりのないディストピア
千空は出来立てホヤホヤの17本目の復活液を躊躇なく、また惜しげもなくゼノに浴びせます!
クロムはそんな速攻で復活させて大丈夫なのかと心配しますが、司は問題ないという。
クロムも司がいればゼノは暴れたりできないだろうと納得します。
司はスタンリーの石像さえ押さえておけば大丈夫だと付け加えます。
しかし千空は、もうそんな武力の問題ですらないかも知れないと笑う。
人類から死が失われた結果、世界のルールそのものが100億%変わってるんだからと!!
ゼノは復活しました!
ゼノの時間は石化のタイミングですでに止まっていた…
このセリフはおそらく光を浴びている最中に言おうとしていたセリフが石化で止められてしまったが故に今になって再生されたような感じなんでしょうか?
自然の摂理を蹂躙する邪な科学…
それが今、人類から死を取り除いてしまったんですよね…
複雑…
クロムはなぜゼノがメデューサを邪だといのかわかりませんが、司が冷静に語りはじめる…
永遠に死なないという事は死と同じ、或いはそれ以上に恐ろしい事だという…
それは、終わりのない世界…
ほどなくこの星は、数百億、数兆人の『老人』で埋め尽くされることになる!!
死なないのですから、当然最後にはそういう事になってしまいますね…
食料や資源は有限…
今の70億人規模でも食料や資源を全ての人々が享受できているわけではないですからね…
必然的に待っているのは、誰かが神を演じて人を選び、永遠の石化という名の粛清をくり返すディストピアだ、と司はいう。
千空は細胞の老衰に永久に対抗できるのは謎だがといいます。
スイカが成長したのですから、老化はあるみたいです。
それは細胞の老衰にも関係しているから、永久に老衰に対抗できるのかどうかは謎だと千空はいう。
ゼノは装置が電池切れでは現状治験もできないと溜め息をつく。
結局、不死の世界になったとて食料や資源問題も絡み、これから復活させていく人類を制御できるかはわからない…
あまりにも不明瞭な事実ですから、この事は四人の胸のうちにしまっておく事になりました。
ゼノは千空に永遠の命すら司るこの科学を牛耳れば、完全なる独裁者になれるだろうとつぶやき、なぜリスクをおかして自分にまで情報を与えたのかを尋ねるが…
千空は宝島で使った電波で音が聞けるインカムを取り出し、ホワイマンの月面放送を聞ける周波数に合わせてあるが、あれだけ垂れ流していた石化音声が人間が動き出した途端に無音になってしまっている…
クロムはゼノに叫ぶ。
これで人間が地球で動いている限り、ホワイマンは全員石化させようと頑張っていくんだとハッキリしたじゃないかと!
人から死が失われた新世界はルールが変わっている…
もう独裁もへったくれもないだろうという。
全人類は不死になったが、かわりにホワイマンの手で永遠に石の牢獄に囚われることになる…
その取引が不満なら、直接月に話をつけにいかねばならないという事になる!!