ベルセルク369話ネタバレ!|妖精郷の終末
妖精郷の終末
髑髏の騎士は彼が島を支えてきた存在だという悪霊のような怪異を掃除しているようですが、何をしても崩壊を食い止めるような事には結びつかないようです。
何がどうなっているのかはわからないですが、少なくともグリフィス自らが島に来た理由の一つは、この崩壊を引き起こす為でしょう…
グリフィスは各地にある霊樹の森を焼き払い、その中のヒトがフローラの森であり、その総元締がこのスケリグ島の妖精郷だと思うのですが、グリフィスにとっては全て邪魔であり必要が無いものだったんじゃないかと思いますが、あれだけの力を持つグリフィスがスケリグ島に何かを恐れるようなものがあったのでしょうか?
甲塚は、もしかしたらグリフィスは現世と幽界を結ぶようなものを最終的には無くしてしまう…つまり、二つの世界が繋がらない、重ならないような完全に断絶された状況を作り出そうとしているのではないかとも考えているのですが、髑髏の騎士やダナンはグリフィスが何をしようとしているかを何となく察しているような雰囲気でもありますよね…
ロデリックが人魚達からの忠告を真摯に受け止め、いち早く動いた為にシーホース号は無傷だったようです!
ファルネーゼを心配していたロデリックですが、やはり救出に行けるような状態ではなく、なんとか悪霊怪異達から逃れてシーホース号に乗り込む事ができた…
悪霊怪異達はやはり火に弱かったようですが、海水にも弱かったようで、海に逃れた者達を追って海に入り、ほとんどが霧のように消滅してしまったようです…
あの怪物のような存在がなんなのかはわからないわけですが、甲塚は狭間の世界に溜まりに溜まった人間をはじめとする生物の魂と雑多な精霊のようなものが混じり合い、肉体を持ち生きる者達に憧れを抱き求めるような存在であり、また、精霊としての側面が島を支える力になっていたんじゃないかとも思います。
そういう存在を魔術儀式なんかで意図的にあつめ、作られたのが妖精郷だったのかも?
それにはやはり、髑髏の騎士やダナンが絡んでいそうですが…
ロデリックは船員達に樽や木箱、浮く物ならなんでもいいから海に放り込めと命じます。
人魚達も救助活動を行ってくれていますが手が足りず、一人でも多くを救う為に今できるのはそれだけ…
しかし、ファルネーゼの事はめちゃくちゃ心配でしょう…!
結局、スケリグは三日月型の本島の半分ほどを残して、大半が沈んでしまいます…
島で生活していた人間や他の種族達は高台に避難して犠牲者はそれほどいないような雰囲気…
しかし、おそらくこれがスケリグ島の本来の姿であり、やはり妖精郷というものは魔法によって作り出された楽園だったんじゃないかと思います。
イシドロ達にとっては目を疑うような光景だと思いますが、意外にダナンをはじめとする島で暮らしてきた者達は、この結果を以前から覚悟してきた事のように受け止めているように感じられます…
そして、ダナンやイスマ達に変化が…!