髑髏の騎士ことガイゼリックは1000年前の救世主？｜ガニシュカに似ていた？
ガニシュカに似ていた？
覇王ガイゼリックは今はウィンダムの地底に眠る壮麗な都を築いたようですが、ドクロの王様の御伽噺から察するに、覇王ガイゼリックは傲慢になってしまい、ガニシュカのように神にさえ牙を剥くような暴帝になってしまったのかも知れません。
神の啓示を受け平和な理想世界を築く為に戦い、それを実現しながらも、権威に驕り、また執着し、国を滅ぼす結果になったのかも？
それも、自分に啓示を与えた神ではなく、神が造りし人が造りし神『魔のイデア』により滅びた…
おそらく、都を滅ぼした天使を召喚した賢者すなわち天使長ボイドは、ガイゼリックに仕えた神官か何かであり、ガイゼリックの覇業を助けた友だったのでしょう。
しかし、神の言葉に耳を傾けなくなったガイゼリックを諌めた結果断罪の塔に幽閉され、かつてのグリフィスのようにあらゆる拷問を受けながらも神に祈り続けた。
しかし、その願いを聞き届けたのはガイゼリックに啓示を与えた神ではなく魔のイデアだった…
ボイドからすれば運命を与えるのみの神よりも、魔のイデアの方が人間にとっては神らしい存在だったのかも？
髑髏の騎士が『愚かなる王』と口にしたのは、救世主になり損ねた自分を嘲る意味があったのかも？
