月の起源を探る|巨大衝突説(ジャイアントインパクト説)が有力か?
月の起源を探る巨大衝突説が有力化か?についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事では我々、地球の生物にはなくてはならない存在の地球の唯一の衛星、月の起源について探ってみようと思い
- 月の起源を探る|親子説兄弟説
- 月の起源を探る|他人説
- 月の起源を探る|巨大衝突説(ジャイアントインパクト説)
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
月の起源を探る|親子説兄弟説
月の起源の謎
地球の唯一の衛星である月ですが、その月はいつ誕生したのでしょうか?
そしてどのようにして地球の衛星になり得たのでしょうか?
今の所は、まだはっきりとこれといった理由がわかっていないのが事実であります。
月は未だ謎の天体なのですね。
そんな月の起源については、古くから3つの仮説が立てられていました。
その一つ目は親子説。
親子説(分裂説)
地球が誕生したときに、地球の一部が分裂して月が出来たという説。
そして二つ目が兄弟説。
兄弟説(集積説)
兄弟説とは、地球が誕生し同時期に、同じ場所で、月も誕生したという説です。
月の起源を探る|他人説
3つ目の最後は他人説。
他人説(捕獲説)
宇宙の別の空間からやってきた月を、地球の引力が引き寄せて衛星化したという説です。
しかし、以上の3つの説が月の起源として今までにはありましたが、アポロ計画で採取した月の石を調べたところ、とんでもない事が解ったのです。
月の地表にあった石の年齢が、地球誕生よりも遥かに古い時代のものだったのです。
このデータにより、月は地球誕生より以前から宇宙に存在していたということがわかったのです。
つまり、【親子説】【兄弟説】はこれで成り立たなくなります。
残った【他人説】なのですが、これも実は確証にはほど遠い説であるのです。
地球誕生以前に、宇宙のどこかで誕生し浮遊していた天体(月)が、ふらりと太陽系に現れて、地球の引力に吸い寄せられ、衛星となるという確率は、広大な宇宙においてはゼロに等しい確率であるそうです。
また、地球にとって、月は【大きすぎる衛星】なのですね。
地球の1/4もある天体を、衛星として捕獲することは天文学的にはありえないのです。
月の起源を探る|巨大衝突説(ジャイアントインパクト説)
巨大衝突説・ジャイアントインパクト説
そこで近年、最も有力視されている月の起源の説としては、巨大衝突説、いわゆるジャイアントインパクト説とも言われている説です。
これは地球ができたばかりのころ、火星ほどの大きさの天体が地球に衝突。
粉砕された天体と地球の衝突片が、地球の軌道上を周回するうちに集まり、凝縮されて月が誕生したという説なのです。
この説は確かに整合性はある説なのですが、破片は土星の環や小惑星帯のようになる可能性の方が高いのではないか?とも言われております。
巨大衝突説は今現存する月の起源の仮説については、最も有力であるのですが、十分に納得できる完全な仮説は今の所現れていないというのが現状であります。
月の起源を探るについては以上になります。
最後まで記事をご覧いただきましてあるがとうございました。