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スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵|人類の負の遺産

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スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵|宇宙時代の新たな問題

スペースデブリ回収対策宇宙進出

スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵について、この記事をご覧いただきありがとうございます。

いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。

この記事では現在、宇宙進出の最大の妨げとなっていると言っても過言ではないスペースデブリ(宇宙ゴミ)について

  • スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵|人類の負の遺産
  • スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵|デブリの速度は?
  • スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵|恐怖の現象ケスラーシンドロームに現在10㎝以上のデブリは何個くらいあるか?

以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。

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スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵|人類の負の遺産

スペースデブリ回収対策宇宙進出

スペースデブリは人類の負の遺産

人工衛星や惑星探査機を飛ばすたびに、宇宙にはロケットの部品や破片などの人工物がまき散らされます。

重力により地球に落下し、燃え尽きるものもありますが、そのまま地球の周りを飛び続ける人工物も少なくありません。

これらを【スペースデブリ(宇宙ゴミ)】と呼びます。

1957年に旧ソ連が人工衛星【スプートニク1号】を打ち上げて以降、人類はスペースデブリを増やし続けているのです。

スペースデブリの発生原因や、大きさはさまざまです。

例えば、人工衛星などからはがれた塗膜片や金属片などのマイクロメートル級の小さな物体から、人工衛星やロケットの破片、不要になって宇宙空間へ放り出された部品、原子力電池から放出された冷却剤の塊、宇宙飛行士が誤って放出してしまった工具などの数ミリメートルから数十センチメートル程度の物体、さらには制御不能になった人工衛星のように1メートルを超える物体まであります。

これらの人間が宇宙に打ち上げ、地球周辺を浮遊している使用不能な物体の総称がスペースデブリ=宇宙ゴミなのです。

スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵|デブリの速度は?

スペースデブリ回収対策宇宙進出

スペースデブリの速度は?

重力の影響が少なく、空気抵抗もほとんどない宇宙空間に放り出されたデブリは、発生時の速度を維持したまま飛んでいます。

発生原因によっても異なりますが、低い軌道にあるデブリで、秒速7~8㎞もの速度で移動しています。

もし、人工衛星にデブリが衝突すれば、例えば小さな物であっても秒速7~8㎞で当たられたらそのダメージはとてつもなく大きく、機器が破壊されてしまう可能性が非常に高いと思われます。

国際宇宙ステーション(ISS)では、スペースデブリを回避するために、軌道変更を行う事もあるほどです。

スペースデブリの回収対策が宇宙進出の鍵|恐怖の現象ケスラーシンドロームに現在10㎝以上のデブリは何個くらいあるか?

スペースデブリ回収対策宇宙進出

地球周辺のデブリの数は?

現在、10センチメートル以上のスペースデブリは約1万5000個、1~10センチメートルクラスのスペースデブリは何と数十万個、1センチメートル以下のスペースデブリは驚くことに数百万個もあると推測されています。

スペースデブリは宇宙開発が進むたびに増えるため、NASAの研究者ドナルド・ケスラーのチームは、このままスペースデブリが増えれば衝突の連鎖反応が発生し、地球の低軌道にはスペースデブリしか存在しなくなると発表されています。

【ケスラーシンドローム】と呼ばれるこの現象が発生すれば、ロケットを打ち上げてもすぐに、スペースデブリと衝突し、このままスペースデブリは増え続ければ人間は宇宙へ出ることが出来なくなってしまいます。

今や、スペースデブリの回収に対策が宇宙開発の大きな課題となっているのです。

人間というのは地球だけではなく、宇宙にまでごみ問題を発生させてしまうという、本当に罪な生き物だなと感じる発表でした。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

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