終末のワルキューレ64話ネタバレ!|始皇勾践剣
始皇勾践剣
始皇帝は全く怯む様子はありませんが、現実的には厳しい…
佐々木小次郎達は、始皇帝は空気弾を封じられた上、左肩を抉られ、そこから先は機能しないだろう事から承力天鳳も使えないなくなっていると言い、それは、始皇帝がハデスの攻撃を防ぐ手段を全て失ってしまった事を意味するといい、状況ら万事休すというところだと分析する…
確かに、始皇帝はそんな状態にあるように見えますが、何の根拠もなく戦いを諦めないような事もないはずで、始皇帝にはまだ見せていない力や、何か秘策があるのだろうと感じられますが…
最早ハデスは勝利を確信しており、始皇帝にたいして、デスモスを使わせるまでに自分を追い詰めた始皇帝に賛辞を送り、この敗北を誇れというような言葉を口にしていますが、始皇帝はただ目を閉じて、何かを考えている…?
何かの覚悟を決めているようにも見えますが、始皇帝はアルヴィトにも、このままではハデスに対して全く勝機が見出せないと正直な見解を口にし、それ故に、自分は次の一撃に全てを賭けようと思うと口にする…
一蓮托生、死ぬ時は二人一緒なんですから始皇帝としては、意思を伝えておかねばならないと思ったのでしょうが…
アルヴィトは、王様なんだからどうしたいのかハッキリ言えと叱り飛ばす!
始皇帝はアルヴィトに王に対して頭が高い奴だとかブツブツ言いながらも、アルヴィトがいいように『どうしても勝ちたい』と叫んで答える!
アルヴィトはそれに対して、頬を赤らめて『知ってる!』と答えますが、このコンビは雷電とスルーズと同じくらいの絆で結ばれているようで、アルヴィトは始皇帝と一緒なら、ニブルヘルも怖くないという雰囲気に見えます。
アルヴィトは、始皇帝の想いに答え、自分の能力の全てを始皇帝に捧げます!
ヒルデは、アルヴィトが全てを捧げた事を理解し、アルヴィトという名前に宿る力は『軍勢の守り手』だという…
それが意味するものは…
始皇帝の右手にアルヴィトのエネルギーが収束され、形を成していきますが、それによって生まれたのが…
神羅鎧袖改・始皇勾践剣!!
これまで、防御を主としていた戦闘スタイルから、攻撃に転ずる事に?
ヒルデは軍勢の守り手は最強の守りであり、それはすなわち攻撃であるという!
『勾践』とは春秋時代の越国の君主であり、越王勾践剣という八振の名剣を作らせたと言いますが、元ネタはそれでしょうか?
始皇帝は、自分こそ王の中の王であり、その王の誇りとは民を守ることのみにあるのだとハデスに曰う!
神の誇りと兄弟を守る為に命をかけるハデスも始皇帝の言葉に同意しているようですが、それだけに尚更負けるわけにはいかず、ハデスはデスモスを構え、その心臓を食い千切ると始皇帝と改めて対峙する!