終末のワルキューレ57話ネタバレ!始皇帝と暴虐の魔神|ハデスの反撃!
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この記事では終末のワルキューレ最新57話の内容に感想をネタバレも含みますが、
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以上の項目に沿ってご紹介しております。
終末のワルキューレ57話ネタバレ!始皇帝と暴虐の魔神|魔神・蚩尤
始皇帝と暴虐の魔神・蚩尤の物語!ハデスの反撃!
終末のワルキューレ第57話!
前回は始皇帝とハデスの第七回戦が開始され、始皇帝は不思議な技でハデスに大ダメージを与えたようですが…
今回は第57話の内容と感想を書かせて頂きます!
魔神・蚩尤
中国神話に語られる蚩尤という神格…
その神格は『山海経』では四目六臂の人身牛頭の妖怪と語られ、『述異記』では鉄や石を喰らう銅頭鉄額の戦闘神と語られ、また、斉の国周辺の民衆には『弩、剣、戟、矛、鎧』の『五兵』を発明した戦神、武神として祀られてきた…
蚩尤はハッキリとした正体がわらない神ですが、中華伝説の王、黄帝に討たれたとされているのは有名ですよね…
しかし、それは果たして真実か?
どうやら、この世界ではそうではないようです!
その時代まで、中華において王は王に成るのではなく、王である事を魔神・蚩尤に許されていただけであり、中華の真の支配者は魔神・蚩尤だったようです。
中華の権力の頂点は人間ではなく、魔神だったわけですね!
紀元前220年、初めて中華を統一した秦王は東方巡幸に出た…
その途上、一人で霊山である泰山に登り、天命を受けた王のみが行える『封禅の儀』を執り行い『武神・蚩尤』を祀ったという記録があるようですが、果たして、その『封禅の儀』とはいかなる儀式であったのか?
単独で泰山に登るという王としてはあり得ない行動の意味は?
泰山の山頂には、無数の人骨が山を成した人間の世界からはかけ離れた様相をした異界と呼べるような風景であり、始皇帝の眼前には巨大な人影が引きちぎられたような人間の腕をスルメのようにかじっています。
それこそが魔神・蚩尤!!
泰山の山頂、その高みから人間を食料とし、人間を支配する魔神…
秦王は、その蚩尤に見える為に泰山に登ったようですが、蚩尤は六国を滅ぼした秦王に向き合う。
己を前に怯える様子がない秦王に対し、その胆力を褒めますが、蚩尤にとって秦王は虫けらに等しく、支配対象でしかない。
蚩尤は秦王に民を一万人生贄として捧げ、自分に跪け、そうすれば中華の皇帝となる事を許してやろうという。
秦王は生贄なら既に用意してあると、引きずってきた棺桶らしいものを蚩尤に向かって投げつける。
蚩尤がそれを掴み、蓋を開けてみると中には一体の土人形が入っているばかりであり、蚩尤はその意図を尋ねるが、秦王は秦の土は美味い、いくらでも食らうがよいという!
明らかに喧嘩を打っていますが、相手は魔神ですよね!?
人間以上の存在ですよね!?
調子に乗りすぎではないかと思われますが…
蚩尤は冗談だと思い面白がったのか、土人形をくらい、不味いと答えます。
蚩尤は秦王に自分の許しが無ければ天下が治る事はないのだから、これまでの王達に習い素直に従えと忠告するが、秦王はすべが醜悪な貴様のようなものに跪くくらいならば、死を選ぶと答える。
秦王はもしかしたら、蚩尤の支配から中華を救う為に統一し、人間の代表として神に挑んでいるのかも?
当然、神と自覚している蚩尤は人間の思い上がりに御立腹ですが…
秦王は、今までの王達は王ではない…お前を倒し、自分こそが始まりの王となろうと、蚩尤に戦いを挑む!
蚩尤は無論、大いに怒り、秦王に襲いかかる!
一人と一柱は、その身を削り合う丸六日間の死闘を繰り広げたようです!
秦王はどうやって神と戦ったのか?
元々、物凄い武術家だったんでしょうか?
その死闘の末、秦王は神殺しに成功し、中華の歴史は暴虐の魔神の手から、人類の手に渡った…
これが封禅の儀の真実とその全貌であり、秦王は始皇帝を号するようになったようです!