終末のワルキューレ49話ネタバレ!第六天魔王降臨!|二匹の龍
二匹の龍
角が突き刺さった零福の身体は起き上がり、ヘイルダムはまだやる気かと実況しますが、零福は自分の意思ではなく、明らかに二本の角に立たされたように見えます。
また、零福の体内に何かが侵食を開始したように見えます!
どう見ても二本の角が零福の体を乗っとろうとしている!?
角は零福から何かを吸い取って急激に成長すると、今度は零福の頭から一旦分離し、今度は零福の口と胸の穴から体内に侵入し始める!
さすがの釈迦も突然の異変に動揺しますが、釈迦の未来視でも見通せないような異常事態が、今起こっている!
零福も抵抗していたように見えますが、角の侵入を止める事はできず、ついに完全に侵入されてしまう!
零福は嫌だ嫌だと呟きますが、侵入した角は零福の意識さえ侵食し、零福の声色と一人称が『僕』から『我』へと変わる…
釈迦は目を丸くして目の前の異変に思考が停止しています。
誰も、次に何が起こるのか想像もつかない状況の中、何と、角が侵入した零福の口と胸の穴から、巨大な二匹の龍が姿を現す!
これはもう明らかに二本の角が変化したものですね!
上空で絡み合い、トグロを巻いているような二匹の龍…
何がどうなっているのか、誰にも分からない、理解できない!
しかし、それが神にとっても人類にとっても、ひどく禍々しい存在であるというのは誰の目にも明らか!
二匹の龍は突然、零福に向かって急降下していく!
釈迦は零福を救おうとしますが、間に合わず、龍達は零福を取り囲むようにして捉えてしまい、釈迦も龍に弾き飛ばされ、龍から発せられる風圧で零福に近づけない!
釈迦に助けを求めた零福でしたが、それに応えられなかった釈迦はただ零福の無事を祈るしかないが…
龍は零福を取り囲み、風圧を発生させた激しい動きの後、完全な休憩の物体に変化する…
中からは心臓の鼓動が聞こえてくるようですが、これは、何かが生まれてくる卵…?
神も人類も、それを予感しながら何が生まれてくるのかは全くわからない…
ただただ、嫌な予感しかしない悪夢のような状況…
そして、ついにそれは孵化を開始した!
零福のものとは思えぬ筋肉質の腕が卵の殻を突き破って出現!
卵からは、一体何が生まれてきたのか!?
あの釈迦の不安げな表情が、一層、その異常さを伝えてくれます!