終末のワルキューレ6巻ネタバレ!感想と考察|ジャックがジャックになったわけ
ジャックがジャックになったわけ
で、ジャックの過去編に突入!
貧しいながらも、この頃は見た目も中身も可愛らしい少年だったようですが…
人間の中身を色彩として視認する感覚はこの時からすでに持っていたようです。
視えるが故に対処も可能で…
いかにも小物そうなおっさんを攻略して食料をゲット!
こんな生活を続けていたのでしょう。
ジャックの母親は娼館勤めの美しくても儚なそうな女性…
豊かな愛情を注いでくれる母親を、ジャックは美しいと感じ、大好きだったようです。
しかしある日、母親は成功したら自分を迎えに来るという約束をしていた劇作家の男声が約束を破った事を知り豹変します!
ジャックは自分と劇作家の男性を繋ぐ絆だと思っていた。
それ故にジャックを大切にしてきた…
しかし、今となっては憎悪の対象となり、単なる足手まといでしかない!
醜い色に変貌した母親…
ジャックはそれをまたキレイな色に戻す為に、ついに最初の殺人を犯した…
かくして、人類の汚点・殺人鬼ジャック・ザ・リッパーは誕生した!
ジャックのヴェルンドの脅威!
過去を知ったとて、ジャックに同情する余地なんて無いですが、まあ人類存続の為には頑張ってもらわねば!
ジャックは真の力を使い始めたヘラクレスにおされはじめ、時計塔によじ登り回避しようとする。
しかし、また新たな神技によりヘラクレスはジャックを打ち落とそうとします!
ジャックにも少し焦りの色が…?
苦し紛れか、ジャックは時計塔の大時計を取り外し、
『ええ〜い、飛んでけ〜!!』
とばかりにその大時計を円盤みたいにぶん投げる!
しかしこれ、やばいですな!
ジャックのヴェルンドは触れた物を全て神器に変える!
見た目武器でもない大時計ですからね、素手で受け止めようとしたヘラクレスですが、大時計は刃物に変貌し、ヘラクレスの左腕を斬り飛ばしてしまった!
いかに神とて、これ以降片腕で戦えるのか!?
いや、今こそ不屈の闘神の不屈たる所以を見せる時か!?
ジャックのヴェルンドは触れる物を全て神器に変えるというものですが、この能力は今までで最強なんじゃないでしょうか?
また、ジャックもある意味不屈の精神力の持ち主であるとも言え、この戦いは正反対同時に見えて似た物同士の戦いなのかも?
6巻の内容は以上となります!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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