釈迦の六道棍|六道棍の残りの力は?
六道棍の残りの力は?
先程書いたように六道棍は六道に準じているようですが、修羅界がでましたから、あとは天界、人界、畜生界、餓鬼界、地獄界が残っています。
まずは天界から!
天界とは言葉そのもの神や善行を成した者達の世界ですが、その世界でも輪廻からは解放されずに苦しみがある世界で、ここには如意輪観音という救い主がいます。
あらゆる願いを叶えてくれる御利益があるようですが、武器のチャクラムと関係がある観音様みたいですから、チャクラムに姿を変えるかも知れないですね。
次に、人界。
人界もそのままな世界で『四悪趣』と呼ばれる以下の世界よりはマシで、人間らしい安穏な世界ですが、煩悩にまみれており、苦しみは尽きない世界。
ここは准胎観音と不空羂索観音という二尊が救い主として存在しますが、おそらくは不空羂索観音が採用されているでしょう。
これはあらゆる衆生を索つまりロープでもってもれなく救うといいますから、投げ縄みたいな拘束具になるでしょうか?
次に畜生界。
畜生界は動物も人間も目先の利益ばかりを貪る者ばかりが生きる世界で、悟りには程遠い世界。
ここの救い主は馬頭観音!
優しい表情ではなく、憤怒相の仏尊で明王とも呼ばれる存在!
甲塚は、これが釈迦の愛馬であるカンタカとして表現されそうな気がします。
多分、めちゃくちゃ気性難で暴れ馬でしょう!(笑)
次は餓鬼界。
餓鬼は食べても食べても満たされず、満足を知らない世界。
また、餓鬼が食べ物を口にしようとしたら途端に食べ物が燃え尽きてしまうともいいます。
常に何か欲しくて欲しくてたまらないという世界ですね。
ここの救い主は千手観音!
おそらく、釈迦の拳やら蹴りやらが、千発分襲いかかってくるとかになるんじゃないか?
最後は地獄界。
地獄界は、もうそのまま絶え間ない地獄の責め苦のような苦しみの只中にある世界ですね。
ここの救い主は聖観音。
甲塚的には、この力により釈迦は零福の苦しみの原因を本人に悟らせる事ができるんじゃないかと思っています。
鏡とか、そんなふうになるかも?
六道というのは、実際にそんな世界があるわけでなく、人間の精神の方向性や在り方を示すものです。
それは神とて免れないものですが、零福の精神は完全に修羅界以下の世界にあると思えますね!