終末のワルキューレ41話ネタバレ！決着！そして…｜輪廻武踊VS相撲
輪廻武踊VS相撲
雷電は何かを感じたのか、勝負を焦るように右腕に筋肉を集中し、向かってくるシヴァに渾身の張り手を繰り出す！
シヴァは間一髪この大技をかわすが、顎の肉を持っていかれてしまう！
やはり強力な一撃だが、雷電はこれにより右腕の骨は折れ、筋肉が切れるほどの反動を受けてしまう！
会場には雷電…いや太郎吉の両親や故郷の村人達の姿もあった！
母親は一人で頑張らせて済まないと涙無しには見ていられないが、自分が教えたように弱者である人類の為にその力、命の全てを賭けて闘う姿に何を思うのか？
右腕のダメージからか雷電ね動きは鈍り、シヴァはそれを見逃さずに武踊によって雷電を翻弄し、雷電の背中に強烈なエルボーを叩き込む！
しかし、雷電は踏ん張り倒れない！
なおかつ、焼けるのも構わず雷電はシヴァの身体を捕まえて投げの体勢に入るが、シヴァはこれをすり抜けて倒立の姿勢から雷電の顔面に蹴りを入れる！
身守る錚々たる力士達も流石に雷電敗北ムードになるが…
谷風親方は叫ぶ！
雷電は八咫烏を使ってから膝や手を一度も地面についていない！
雷電は今、たった一人で相撲を背負い、それを貫いて見せているのだと！
力士達は相撲取りの誇りそのものである雷電に声を限りに熱い声援を送る！
その声援は雷電の心の炎をさらに燃え上がらせる！！
その熱は、シヴァの炎にも劣らぬ熱さで雷電は頭突きでシヴァを吹き飛ばす！
シヴァはこの一撃により炎で再生した腕を全て失ってしまう！
残るは右腕一本！
印度神界の猛者達はシヴァの肉体も限界に近いと悟るが雷電も同じ状態！
どっちの肉体が先に崩れるか勝負という状態！
それにルドラが反応し…
エールとして、シヴァに何よりも力になる暴風を送る！
シヴァはそれを受け、相変わらず無茶ばかり言いやがる…
しょうがねぇなあ！と右腕一本で雷電に襲いかかる！
二人の命の削り合いに会場は興奮のるつぼに陥る！！
最早、祭り！！
神と人の死闘は心ある者達の心を全て惹きつけ、会場は燃え上がる！！
相撲と全ての力士達の想いを背負い闘う無類力士と、かつてぶつかり合った親友達、また印度神界1116神の誇りを一身に背負い闘う破壊神！
多くの想いを背負って命を燃やす神と人は、その神生と人生で最高の闘いを創造したのだった！！
