終末のワルキューレ第37話ネタバレ|正真正銘の天辺
正真正銘の天辺
二柱が夢見た天辺からの光景…
しかし、それは二柱で分け合うものではない…
支配者は、唯一人であらねばならない…
ルドラはそれを言い出そうとするが…
ルドラにそれを言わせないために一方的に喋り続けて誤魔化そうとするシヴァだったが…
印度神界の絶対神は一柱でいい。
神々の為にも、人間の為にも…
そして絶対神は最強でなければならない…
それは、ここまできたオレ達二柱が果たすべき責任であると言う意味か?
ルドラは言う、『勝負をしよう』と…
最後にこうなる事は最初から分かっていた…
理由もなく親友を殴る事などできるわけがない…
しかし、理由はある。
印度神界の為、また自分達の満足の為…
やる限りは全力全開!
覚悟し、そう決めてしまえば、これほど楽しい戦いはない!
二柱が殴り合う音は印度全土に響き、流れる汗は豪雨となった…
痛い、苦しい、悲しい、寂しい…
しかし、それ以上に楽しい時間!!
二柱にとっては何にも変え違い、また何よりも価値ある時間!
しかし、そんな至福の時間は永遠に続く事はなく、必ず終わりのときはくる…
今までの数多の戦いはシヴァの方を少し頑丈に鍛え上げていたようで、ルドラはダメージの蓄積により動きが悪くなり、明らかにシヴァ優勢になってくる…
シヴァは親友を殺してしまうかも知れない恐怖から全力が出せない…
故に、ルドラも倒れても倒れても起き上がれてしまうのだ…
自分の方が強い、もうわかっている!
だからやめよう、死んでしまう前にもうやめよう!
いや、やめてくれよ!
でもお前はやめないだろうな、だったらもう、オレがまいった…
しかしルドラは言わせなかった!
なぜなら、シヴァが手を抜いている事がわかっているから!
死ぬよりも辛い屈辱をお前はオレに与えているんだ!
また、どう見てもお前の方が上なんだよ!
まいったするのはオレなんだよ!
でもよ、だってよ…
最強はお前の夢じゃねぇかよ…オレはお前にこそ夢を叶えて欲しかった、いや、叶えさせてやりたかったんだよ…
ルドラはシヴァに泣くなと言う。
誰がどう見ても、シヴァこそが最強であり、ルドラを含めた印度1116神の頂点!
ルドラはシヴァに印度神界を託すといい、シヴァはそれを受ける事が友の夢を引き継ぎ叶える事にもなると思ったか『しょうがねぇなぁ』と展開
『暴風神ルドラ』を受け継ぐ!
シヴァの腕にルドラの紋様があったわけが、今ここで明かされた事になりますな!
敗れたルドラは印度神界から消え、シヴァは名実ともに誰もが認める印度神界の天辺、最強の唯一神となった!