終末のワルキューレ98話ネタバレ感想考察|ノストラダムス暗躍?
ノストラダムス暗躍?
沖田は自分の半身と認識する内なる鬼子について語る…
一緒に散ろうと約束したのに、鬼子は自分を残して消えてしまった…
鬼子は沖田を生かす為に犠牲になった様な雰囲気でしたが、鬼子は沖田の精神的一面であるはずですから完全に消滅などしないはずだと思います。
しかし、沖田からすれば自分の中にいる別人であり、また、兄弟や親友の様な関係だと認識していたでしょうから、置いていかれた感はあるのでしょうね…
また、沖田は鬼子を失い自分はもうこの先闘えそうにないと近藤に謝りますが、近藤は沖田総司は全てを出し切った、もう闘わなくていいんだと沖田を抱きしめる…
願わくば、そうであって欲しいわけですが、ラグナロクは人類の存続がかかっているわけですから、その結果如何では黙って滅びを待つわけにもいかないと思えますが…
一方、アレスはスサノオの敗北に納得がいかない様で歯軋りしています。
スサノオの最後の一撃は沖田に直撃していたはずなのに、何故沖田は生きているのだとヘルメスに八つ当たりし、答えを求める。
ヘルメスは胸ぐらを掴まれたまま冷静に答える…
あの時、沖田はほんの僅か身体を引いて攻撃を受ける面をずらした様に見えたが、それが即死を免れる事になったのだろうと…
アレスは見えない剣をどうやって避けたというんだと更にヒートアップしますが、沖田はおそらく一度スサノオの太刀筋を見ており、そのたった一度が沖田が太刀筋を見切るには充分だったのだろうとヘルメスは答えます。
それにゼウスが補足する様に沖田の技も見事だったという…
沖田の技は斬撃と突きという違いはあれど、あれはまさにスサノオの天魔返と同じものだったと…
アレスは人間が神の技を使ったというのかと、ますます納得がいかない様ですが、ゼウスはそれに対して、沖田総司という男に限らず、人が生み出した剣術そのものがあの技を可能にしたのだと解説し、ゼウスは人類の可能性の大きさを改めて思い知らされた…死地の中で成長し、絶望の中で進化するのが人類という存在であると再認識したと語っています。
また一方、ヒルデは次なる闘いの選手を決めねばならないわけですが、ゲルを置き去りにして消えた様で、ゲルは頼りにしてくれないと憤慨しています。
そこにヒルデが姿を現し、頼りにしていますよとゲルに声をかけますが、何故か怖いくらいに無表情であり、ゲルが近づくと無表情のまま笑い声を漏らしたりと何だか怪しい様子…
ゲルはそのヒルデが立体映像である事に気づきますが、その時にはすでに手遅れ!
立体映像の後からノストラダムスが現れ、ゲルに何かの薬品をスプレーしてきて、こんな罠にかかっちゃダメだよと笑う!
ゲルはそれがノストラダムスだと認識し、そのまま眠ってしまった様ですが…
その頃ヒルデはすでに次の闘士の選抜にかかっています。
坂田金時、シモ・ヘイヘ、ラスプーチン、ノストラダムス…
残る神側闘士はアヌビス、ロキ、オーディン…
人数が合わず、どうやって決着をつけるのか気になるわけですが、ヒルデはそれについては言及せず、現在5対5のイーブンである事、また、あと1勝しリードすればかならずオーディンが闘士として出てくるハスだと確信し、ついにここまで来た、もうすぐだと力が入っています。
もうすぐ、貴方に会える…
貴方とは、やはり恋人であり、現在は大罪人として奈落に収監されている竜殺しの英雄ジークフリートである様ですが…