終末のワルキューレ96話ネタバレ感想考察|境地・無装剣
境地・無装剣
左脇腹を抉り取られ、神器を失ったスサノオ…
吐血しても倒れる事なく沖田の背中を見ながらしっかりと地に立つ剣神…
彼は自分の脇腹の血を拭い、その手についた血液を見ながら、これが本物の闘い、これが剣術かと呟く…
スサノオはかつて剣を持てなくなっても病床でイメトレを積んでいた沖田の姿を見ていた様です…
当時は沖田のその姿勢の意味というものがよく理解できなかったようですが、今、そのイメトレをベースにして極点に至った沖田を体感した事により、スサノオもまた何かの極点に到達したようです…
スサノオは両手を天に向かって高々と上げ、その両手を上下に重ね、まるで刀の柄を掴んでいるような所作を見せます。
沖田も何かを察したのか刀を構えて何かが来ると備えているようですが…
スサノオはまるで失った愛刀を握っているかの様に見えない刀を構え、ゆっくりとその見えない刀で空を斬ります!
沖田はその動作に戦慄をおぼえ、見えない斬撃の軌道から身をかわすように動きますが、突如、左腕と左脚に激痛を感じる!
何と!
スサノオの見えない刀から繰り出された見えない斬撃は沖田の肉体の外部は傷つけず、内部、つまり左腕の骨と左脚の骨を叩き斬ってしまったようです!
沖田はまだ何が起こったのか理解しかねていますが、今は痛みよりも絶望を感じている様に見えます。
無双にして夢想…転じて無装…
これがスサノオが目指してきた理想の境地…無装剣であるという事ですが…
これはもう、神だからこそ起こせる奇跡であり、最早反則みたいな技ですよね!
どういう原理の技かは全くわからないですが、剣圧を実体化し、斬りたいものだけを斬るみたいな技というところではないかと考えます。
スサノオの想像力が技の源になっているなら、それはおそらく斬れないものなどないでしょうし、間合いも関係ない…
左腕と左脚を殺された沖田に逆転の目は要素はあるのか?
スサノオは神らしくない神でしたが最終的には一番神らしい神になってしまったように思います。
こうなると、流石に次回は決着になるでしょうか…?
この記事の紹介は以上になります。
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