終末のワルキューレ95話ネタバレ感想考察|鳶飛戻天
鳶飛戻天
沖田の連撃に驚いているのは沖田をよく知る新撰組のメンバーも同じ…
天然理心流にあんな奥義があったのかと言う話になりますが、近藤は『あり得ん』と目の前の事ながらも俄には信じられないと言う心境みたいです。
沖田が繰り出している技は一撃一撃が天然理心流必殺の敵を仕留める為の一撃必殺の剣技!
それを連撃として放ち続けると言うのは、体捌きの理屈としては不可能だと断言できるようです。
つまり、近藤には沖田がどうやってそれを実現しているのか、皆目検討がつかないと言う事なんだと思いますが…
ゼウスは人の理を越えていると表現していますが、これをそこらの神に真似しろと言っても、出来るような芸当ではないのも間違いないですよね…
現にスサノオは真似できないから連撃に苦しんでるいるのでしょうからね…
しかし、それは沖田が最初の人生の最期に夢想していた沖田の理想の技だったようです。
沖田は病床に伏せり、植木屋平五郎邸の離れで迫り来る死を待つ身だったわけですが、剣を触れなくなった後にも、紙に技名を書くと言う形で、まるで筆を剣に見立てたイメージトレーニングみたいな事をやっていたようです。
そのイメトレの中で、沖田は天然理心流の八十余りの型を組み合わせて改良した連撃の術理を考案していた…
戦場で近藤達の役に立ちたい、一緒に戦いたいと言う想いが夢想させた沖田最期の大技…
それは現実離れしていて、人に可能な動作を越えているものばかりだったようですが…
第二の人生において、鬼子と一つとなり、その力に耐えられるようスカルモルドに肉体を支えられ、ついに今、それが実現しているわけですね!
沖田は今、人でありながら翼を得た様な動きを可能とし、一羽の鳶となったような状態として表現されています。
沖田の連撃は『鳶飛戻天(えんぴれいてん)』と言う名前であるようですが、この技でスサノオを打ち倒す事ができるのか?
あるいは、スサノオにはまだ底があるのか…!?
続く第96話が非常に楽しみですが、今回は二本立てになっています!
この記事の紹介は以上になります。
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