終末のワルキューレ94話感想考察|鬼子・散
鬼子・散
まだ闘えると血の海から立ち上がった沖田…!
どう見ても立ち上がれるような状態には見えないですが、これが本物の武士の精神力だと改めて感じさせられるシーン!
新撰組のメンバーは湧き立ち、人類側観客席からも熱い声援が響いていますが、沖田の目の色に変化が出ているようです。
これまで鬼子発動の際には赤い光を放っていますが、今はそれが青くなっている…
沖田は自分の中の鬼子に、今の身体はあの頃とは違う…
今なら全て出し切っていいんだ…
だからキミも、今度はありったけの力を出していいんだ、と!
鬼子は、これ以上はスサノオを倒せたとしともお前も死ぬぞと警告しますが、沖田はそれが武士だからと笑って応える!
鬼子はそれを面白がり、ならオレもお前と一緒に散ってやるよと言って、二人は一つになり、全て出し切ると叫び、剣圧を解放する!
闘技場全体を包み込むような巨大な剣圧!
新撰組メンバーは沖田の目の青は新撰組の色だと歓喜し、近藤はそれを見て、涙を流しながら、オレは信じていた、沖田はいつか誠の本物の武士になると叫ぶ!
鬼子と完全に一つになった沖田の状態は『鬼子・散』!
命そのものを剣圧に変換しているのではないかとも思えますが、おそらく動きもこれまでとは比べ物にならないくらいに速いのではないかと思います。
それを間近で見たスサノオは涙を流しながら、報われたと呟く…
高天原を降り、ひたすら剣を振り続けてきた孤独な日々が…
いつか使う事を夢見て研鑽してきた剣術が…
今、報われる!
そして確信する!
自分の神生は今この時の為にあったのだと!
これはスサノオにも、今まで以上の何かがあると言う意味に感じられますが、それはおそらくスサノオも自分の命を完全燃焼させるような技なんでしょう…
人間の命VS神の命!
終末のワルキューレの世界…あの世と呼べる世界では神も人も不死に近いものかと思いますが、それでも魂の消滅という死は存在する…
勝てば生き残れるわけですが、二人ともそれは微塵も考えていない…
正直、最早勝敗などどうでもいいというレベルになってきていますが、初めての相討ちというような結末もありそうな気がしてきましたね!
次回はおそらく決着となるでしょうが、この戦いに勝者は存在するのでしょうか!?
この記事の紹介は以上になります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました!
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