終末のワルキューレ85話ネタバレ!|人類史上最強の人斬り
人類史上最強の人斬り
レオニダスとゲイレルルの最期を見届けたヒルデとゲルはヒルデの私室に引き上げたようです…
ゲルは膝を抱えてゲイレルルとの楽しい思い出を思い返しているようですね…
ゲイレルルに対するゲルの言動からして、姉妹の中でもゲイレルルはゲルにとって一番近しく大好きな存在だったように感じられますが、おそらくゲルはゲイレルルのようになりたかったのでしょう…
まさにレオニダスを失ったスパルタの戦士達と全く同じ心境なんだろうと感じられますが、ゲルもハギスの言葉を聞いたのか、いつもは誰かに励まされないと立ち直れないようなところを見せていましたが、今回は自ら顔を上げ、前を向いて見据えて力強く立ち上がっています。
泣いている場合ではない、人類は確実に滅亡に追い込まれている!
現在、人類側4勝、神側5勝…
残る戦いを全勝するくらいでなければ本当に人類の滅亡が実現してしまう…
そのくらい、滅亡が近づいてきているように感じられる状況になったとゲルは危機感を覚えているようですが、ゲルはヒルデに大丈夫ですよねと語りかけます。
それはつまり、次の闘士の選抜に絶対ミスは許されない事をゲルは強く自覚していて、誰を出すのかというのを教えて欲しいというような意味なんだと思います。
もしかしたら、ゲルはその選抜に対して納得できなければ、初めてヒルデに本気で意見するような覚悟をしているのかも知れないですが…
ヒルデは誰を出すべきか全く見えないし決めきれないと取り乱す!
残る試合数を考えても次は絶対に落とせない!
それなのに全く自信を持って正解だと言える選抜ができないとヒルデは頭を抱えているようです。
こうなるといつものゲルなら不安を全開にすると思いますが、ゲルはやはり成長しているのかヒルデの力になろうと自分も意見を出そうとしているようです…
残る闘士はラスプーチン、ノストラダムス、シモ・ヘイヘ、沖田総司の四人…
そもそも、ヒルデがいつもどうやって正解を出しているのかも分からないですが、今ヒルデの自信と判断を鈍らせているのは人類滅亡というプレッシャーだと思えます…
正解が見えないというよりは、自信を持って出せないというところだと思いますが、そこに沖田総司と近藤勇が姿を現し、つぎは沖田が出るという!
沖田はヒルデの迷いを断ち切るかのように自分は誰にも負けないと絶対の自信、必勝を宣言します!
ヒルデは沖田の気迫を受け止め、ようやく腹が決まったのか沖田を信じる事に決めたようです!
正直、ここまで来たら誰が出ても必勝あるのみだと思います。
しかし、闘士を決める側からすれば選択一つ一つが非常に怖いですよね…
近藤と沖田はそういう状況も察して出番を待つのではなく、人類代表として自ら滅亡への道を塞ぐという気迫を見せに来たのでしょう!
また、近藤でなく、土方でなく、永倉でもなく沖田総司が代表に選ばれた意味は、やはり彼が新撰組最強だったというヒルデの評価によるものと思いますが、ヒルデは自分のその評価に改めて自信を持つ事ができたのだと思います。
沖田は完全燃焼できなかった人生の無念を晴らす為にどんな戦いぶりを見せるのでしょうか?