心霊体験実話対処法|甲塚誓ノ介体験談シリーズ
心霊体験実話対処法についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事では、甲塚誓ノ介体験談シリーズとして実際に甲塚が体験した心霊体験からその時の対処法なども含めて
- 心霊体験実話対処法|Sさんに見えるモノ
- 心霊体験実話対処法|対処法
- 心霊体験実話対処法|気持ちが大事かも
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
心霊体験実話対処法|Sさんに見えるモノ
甲塚誓ノ介体験談シリーズ『甲塚君、そこそこ!』
これはねぇ、今から5、6年くらい前の話になります。
私はね、工場で働いています。
所謂、中小企業と呼ばれるくらいの規模の会社です。
元々現場で働いてたんですが、10年もいると役職の一つも頂けるものでね、その時は事務所に机を貰って、パソコン叩いたりしながら現場の仕事の段取りとか機械の修理依頼や治具の発注とか、まあ色々な仕事をしてました。
その日は、朝から事務所でバタバタして、朝の10時くらいに身体が空いたので、現場を回っていました。
まあ、御用聞きのようなもんです。
で、朝からバタバタして挨拶できてなかったので、現場の統括リーダーの所に挨拶をしに行ったんですがね、統括リーダーが私を見るなり、
『甲塚、Sが何か言うてるぞ。あれはお前の仕事や。』
というんです。
『お前の仕事』?
どういう意味か分からないので詳しく聞いてみると、
『お前、そんなん分かるんやろ?とにかく話し聞いて何とかしたってくれ。あれじゃ仕事にならんわ。』
と顔をしかめるばかりなんです。
でも、ピンとはきましたね、なぜなら、Sさんという人はかなり霊感が鋭いタチなんです。
加えて、私に分かる事って言われると、やっぱり『そっち方面』の事なのかな、とSさんが担当している機械に向かいました…
Sさんに見えるモノ
Sさんは歳は私より下なのですが先輩でね。
今の会社に入社した時から大変よくしてもらい、仲良くしてもらっています。
で、Sさんは機械を3台ほど担当してくれてたんですが、腕のいい方なんです。
しかしね、私がSさんの所に行くと、Sさんから私の方に近寄ってきて、
『甲塚君おはよう。なあ、アレ見えへん?』
と言いながら、ある機械を指差します。
でも、特に変わった様子は見当たりません。
私が
『どうしたの?』
と尋ね返すと、
『子供、幼稚園くらいの男の子がさ、ずっとあそこに立ってこっち見てくんねん。あんなん、仕事できひんわ…』
と、その機械から目を逸らします。
『何も見えないけど…』
私はそう言いながら、その機械に近づきました。
その機械の傍らには、作業で使う油の入った一斗缶を三本ほど置いているんですが、そこが気になって、私、その場所に移動しましたよ。
すると、なにやらその場所だけ温度が低いような気がした。
『Sさん、ここ?』
そう尋ねる私に、Sさんはうなづきながら、
『甲塚君、そこそこ!』
と小声で答えました。
私には見えないんですが、確かに気配はあるんです…
このままじゃ仕事に差し支えるんでね、何とかしなきゃならない…
私、考えましたよ。
心霊体験実話対処法|対処法
対処法
少し考えてからね、私、行動しました。
まず、自販機で子供が喜びそうなリンゴジュースを買って、それからね、飴玉とお客さんから頂いたお土産のおすそわけのチョコレートを持ってきて、その一斗缶の上にお供えしてね。
手を合わせて心の中で少し読経してから、
『ごめんね、君がそこにいたらオジサン達お仕事やりにくいんだよ。君がいるべき場所はここじゃないから、もっと居心地のいい場所に行くといいよ。君が行きたいと思えば必ず行けるはずだからね』
といった事を心の中で語りかけました。
それでね、Sさんに
『簡単だけど供養しておいたから、お昼からでも機械稼働お願いね』
と言うと、Sさんは
『見えるから、オレも何とかしてやりたいけど、何したらええか分からんかったから助かったわ。多分、大丈夫な気がする。昼から稼働させるわ~』
と答えてくれました。
私も何か、手応えみたいなものを感じたので、何だかホッとしましたね。
心霊体験実話対処法|気持ちが大事かも
気持ちが大事かも
後でSさんに聞いたら、Sさんが別の機械を稼働させてから恐る恐る近づきと完全に居なくなっていたそうです。
私の行動が正解で、それが良かったのかなんて誰にも判断できません。
しかし、もし、供養する気持ちが相手に届いたなら、やはり気持ちが大事なのかも知れませんね。
生きていようが、そうでなかろうが、他者を思いやる気持ちに変わりは無いのかも知れないと思わせられた出来事でしたね。
この記事でのご紹介は以上となります。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました!