進撃の巨人27巻ネタバレ!内容に感想に考察|新キャラ、フロック
新キャラ、フロック
第27巻ではこれから活躍しそうな新キャラが登場しました。
その名はフロック。
エレンとそれほど歳は変わらないようですが、エレンをエルディアの希望として英雄視しているようです。
新兵を三人ほど抱き込んでおり、あのジークの腹心のようなイェレナとも親密な様子…
しかし、その思想はかなり過激であるようで、エルディアの平和は戦いによってのみもたらされるという信念を持っているように見えます。
純粋故に危険…
そんな匂いがプンプンしますね!
女王ヒストリア懐妊!
ヒィズル国のキヨミは、生まれたばかりといえるエルディア国が世界に認められる為の策の一つとして提案されたこの件…
これは、エルディアが持つ究極の武力、世界を滅ぼし得る力、『地ならし』を保有し続け、外国からの侵略に対する抑止力を維持し続ける意味かと思いますが、同時に、王家の人間は子孫を増やす事を強要される事になります。
ヒストリアはこれを受けたのか、幼地味の男性と結婚し、懐妊しました。
受け継がせたくない力を受け継がせる為に子を産む…
ヒストリアの表情は以前の明るいものとは、すっかり変わってしまいました…
エレンの脱獄とザックレー爆死
エレンは国家から真意を疑われて投獄されているのですが、アルミンとミカサはその真意を問う為に面会したい旨をザックレー総統に相談に行きます。
しかし、それは総統に却下されてしまいました。
エレンはアルミンとミカサからどんどん遠のいているように見えますが、それはアルミンとミカサを、困難と流血を伴う己の理想実現に巻き込みたくないという思いからきていると思いたいです。
また、総統はエレンはジークに操られていると考え、危険視というか排除すべき対象だと捉えているようです…
それも、総統の愛する拷問の結果によって変わる可能性はあるあったのでしょうが…
ミカサとアルミンは総統の執務室を後にしますが、その直後に執務室は爆発!
エルディア国の総統、実質的為政者であるザックレーは爆死してしまいました!
また、エレンを英雄視し、英雄であるエレンを投獄する政府を非難する民衆はこの事件を受けて感情を爆発させます…
エルディア国民は自分達を悪魔と呼び、滅ぼそうとする世界を敵としか見ていないようです。
また、この事件と同時にエレンが脱獄します!
最早、一兵士ではなくエルディア人の英雄、希望となったエレン…
彼を旗頭に世界を屈服させようという機運が、エルディア国を包んでいきそうな気がします。
しかし、エレンはまだ、もっと大きなものを思い描いてたいるように見えますが…
まとめ
27巻はかなり難解な内容でした。
ほぼ、政治的内容に費やされていましたね。
エレンとジークは最終的な目標が違うように思えます。
ジークはエルディア復権派なので、そのままにエルディアが再び世界を統べることを思い描いているのでしょうが、エレンはまた違う事を成そうとしているように見えます。
どんな犠牲を払おうとも、守るべきものを守り抜く…おそらくは巨人、巨人の力を世界から消し去る事が目的なのでは?
巨人は駆逐すべきもの…
エレンは少年の頃から現在に至るまで、それを曲げないような気がします…
物語はかなり難解な展開になってきましたが、今後の展開が気になって仕方ありません!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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