カイドウとおでんの流桜の違い|古傷の痛み
古傷の痛み
今の状況を理解し、おでん様のセリフの意味を理解した途端、今まで全く痛みなど感じていなかった古傷に激痛を感じるカイドウ…
何故、今になって突然痛み出したのか?
甲塚はこう思います。
おでん様の『桃源十拳』は流桜の技でしょうが、流桜は内部に流れ、内部から破壊するものだといいますが、それは深いダメージを与えるだけでなく、刻みつくものでもあるのではないか?
ただ傷が刻みつくのではなく、『想い』そのものも刻みつく…
おでん様はおれの魂は生きていくと口にし、その魂は意思として赤鞘九人男に確実に受け継がれている。
カイドウもある意味、おでん様の魂を受け継いでいるのかも?
おでん様の意思によって刻まれた腹の傷には、おでん様の意思が宿っており、突然傷が痛み始めたのは、赤鞘に受け継がれたおでん様の魂とカイドウの腹に刻まれたおでん様の意思が結びついた結果、トラウマの原因になった出来事がフラッシュバックするように、痛みとなって現れたのでは?