【ワンピース961話考察】オロチは康イエの小間使いだった!|オロチはステリーと同型の権力狂
オロチはステリーと同型の権力狂
オロチは権力というものが最大最強の武器であると考えているようですが、そう言うタイプの人間で、一貴族からゴア王国の国王となったステリーがいますな。
オロチとステリーを比較すると、スタートはステリーの方が有利そうですな。
甲塚的に、ステリーはまだ若く、権力というものに憧れを抱いているように見えますが、オロチは権力というものに異常な執着心を感じます。
権力という魔物に取り憑かれた、という表現するのが一番わかりやすいかもしれませんな。
また、幼少の頃のステリーの二面性、それに961話でのオロチの卑屈な様子を見るに、二人は権力を使うこともあり、また権力に従わねばならないという権力の只中で生きている人間の心の中に入り込む術に長けているように思えますな。
表向きは謙虚で気が利き、自己犠牲精神に溢れる善良な人間を演じながら、その内面には欲望と怨念か渦になっている…
光月おでん様は異常な諂い方を見せたオロチを
『気持ち悪い』
と表現していましたが、権力などはどこ吹く風といった自由人おでん様からすれば水たまりの上に寝そべり、足元が濡れないように自分を踏んでくださいというオロチの言動は全く理解不能で、気持ち悪いというのは心底そう感じたのでしょうね。