ベガパンクが世界政府の古代兵器保有を伏せた理由|絶望を回避する為?
絶望を回避する為?
これから死ぬと分かっていたなら、証拠もないのに無責任だと多少は言われたりする可能性はあるでしょうが、ベガパンクはあくまで自分の見解として世界政府が古代兵器を保有していると話してもよかったのではないかと思います。
しかし、世界政府が古代兵器を保有しているという事は、天竜人が古代兵器を保有しているという事にもなるんですよね…
ルルシア王国には革命が起こったわけですが
国民は王と貴族に対してというよりも、天竜人に対して反抗したような雰囲気でした…
ルルシア王国は加盟国ですから、それは広義に見れば世界政府また天竜人への挑戦となり、そのルルシア王国が古代兵器によって滅びたというような事をつけ加えたなら、民衆も世界政府古代兵器保有説を真剣に受け止めるのではないでしょうか?
しかし、民衆は既に地震と海面上昇を知っているわけですし、それが古代兵器の力であり、またその力を天竜人が持っていると知ったなら、ベガパンクが話した空白の100年の内容と合わせて考えると、そこには絶望しかないですよね…
今の天竜人の強大過ぎる権力に古代兵器という強大すぎる武力が合わされば、もはや本当に神みたいなものですよね…
世界が海に沈もうとも、彼らが住むマリージョアはレッドラインの上にあり、レッドラインまでが沈没する可能性は限りなくゼロに近いと思えます…
ベガパンクがメッセージ動画を配信した理由は彼が世界の変革を望んでいたからだと思えますが、その動画により絶望を抱かせてしまったら本末転倒ですよね…
ベガパンクは民衆を絶望させないように、世界政府古代兵器保有説を伏せたのではないかとも思います。
自分はもう生きられず、この先の未来も予想がつかない…
それだけに、ベガパンクは民衆に未来に対する一縷の希望を残しておく必要があった事は確かなんじゃないかと思います。
伏せても不安は消せないわけですが、それだけにワンピースについても言及しておく必要があったのではないかとも思いますね…
また、やはり未完成だというマザーフレイムを残して死ぬというのは科学者としては辛いでしょうね…