【ワンピース959話以降考察】ガープとドラゴンについて|天竜人の悪
天竜人の悪
天竜人の悪とは、やはり絶大な権力によって天竜人以下の存在を思いのままに支配しているという傲慢でしょう。
甲塚は悪意と恐怖によって他者を意のままに支配したり操ったりする事は人間として最大の罪だと感じます。
多くの人間の不幸や苦しみを積み上げ、その上で幸福を感じる人間は自分が感じている幸福の本質が不幸や苦しみである事を到底理解し得ないでしょうな。
そんな甲塚の哲学はさておき、健全な精神状態にある人間なら、天竜人のような存在は嫌悪、唾棄すべき存在であると認識するはずです。
ガープとドラゴンの姿勢は人間として至極真っ当であり、誰もが正義であると感じる事だと信じます。
そう考えるとワノ国のオロチ、カイドウと百獣海賊団、またワノ国の浦島ような歪んだ士族階級…
彼らもまた天竜人にならんとする…いや、まさに天竜人そのものであるというようなことを感じてしまいます。
ドラゴンが革命軍を組織して天竜人を倒さんと考えた原因はゴッドバレー事件にあるのか?
また、ポリシーを捨ててまで天竜人を守った理由は、おそらくまた別のものを守る為だったと思います。
それは幸福と平和かも知れません。
そして、ガープはロックスをそれを破壊する存在だと感じたのでしょうか?
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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