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ベガパンクが犯した2つの罪|ワンピース1114話以降考察

ワンピース考察
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ベガパンクが犯した2つの罪|歴史探究である事は確定

 

歴史探究である事は確定

ベガパンクは自ら2つの罪を犯したと口にしていますが、その後に『したがって捕まるか打ち首か』とも口にしていますし、メッセージ動画が自分の心肺停止と共に配信される仕組みにしていた事からしても、彼は世界政府のタブーを犯したのだと告白しているものと思います。

『捕まるか打ち首か』という事について、彼が犯した罪をそのように断罪するような存在は世界政府以外考えられないわけですから、彼が犯したという罪の1つは、やはり禁じられている歴史の探究…空白の100年の研究に他ならないと思います。

クローバー博士とオハラの考古学者達またロビンも同様ですが、彼らはそれが死刑に直結するような重罪だと理解・認識しながらも研究に手を出しているわけですし、彼らは良識ある人物の集団だったようにしか見えないですから、実質的に歴史探究は罪だとは考えていなかったものと思います。

ベガパンクは世界政府が歴史探究を重罪としている事を悪と断ずるつもりはないし、それについて善悪を論じるつもりもないと言っているわけですが、おそらくクローバー博士達も同じようなスタンスだったかと思います。

世界政府は一方的に歴史探究を禁じ罪としているわけですが、その理由は世界を滅ぼす力を持つ古代兵器の復活に繋がるというように世間に公表しているようですが、それは古代兵器の存在を公に認めているとも言える…

それはまた歴史探究は世界滅亡に繋がるような重罪であるという位置付けにしているとも言えるわけですが、古代兵器という存在は世間的には実在すら証明できないような都市伝説的なものなんじゃないかと思いますので、やはり不都合な事実を隠す為に大袈裟な理由を作っているに過ぎないような気がします。

物語の中では古代兵器は実在する事と明らかになっていますが、世間ではそんなものが実在するなんていう意識は希薄でしょう…

しかし、考古学的に考えると古代兵器の存在を世界政府が認めているという事は考古学者達にとっては『古代兵器というものが実在するなら誰がいつ作ったのか?』という興味や疑問に繋がりますよね…

歴史探究を禁じる理由が、その罪を犯す事を助長してしまっているとも感じられ、それなら他にもっと違う理由を作るべきだったのではないかと思いますが、結局、世界政府は不都合な事実を隠す為に有効な手段を見出す事ができなかったのだという事になるでしょう…

それらの事から、ベガパンクは世界政府が本当に隠したいものは何かという事について知ろうとして罪を犯したのではないかと思います…

過去に存在した高度な文明の存在、また、その文明が持っていた思想、更に世界海没という未来…

ベガパンクは空白の100年に実際に何があったのかというよりも、その3点が世界政府のタブーだと考えているのではないかと思うのですが、それを知ったからこそ、世界政府が歴史探究を禁じていた理由も理解したのではないかと思います…

2つの罪の1つはそれで確定かと思いますが、もう1つは…?

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