マザー・カルメルとは何者|カルメルは善人でなくとも優しかった?
カルメルは善人でなくとも優しかった?
カルメルは明らかに善人ではなかったとは思いますが、子供達に優しくしていたのは嘘ではないと思います。
結局は売り渡しているわけですが、カルメルを恨んでいる者はいないように見えますし、物語の中でも一度も子供達を無碍にしていない…
また、エルバフの巨人達にも信頼され慕われていましたから、やはり普段から優しくしていたのではないかと思います。
その全てが芝居とは思えず、前項のような孤児を奴隷にさせないための彼女なりの活動だったとも思うんですよね…
彼女は人攫いなどしておらず、側から見れば孤児を集めて育て、海軍やCPに斡旋して自立した生活ができるまで面倒を見ているわけですから、悪人とは言えない…
また、リンリンが理想としていた『全ての種族が同じ目線で食卓を囲めるような世界』を理想として説いた事も、単なる方便だとも思えないんですよね…
悪党なら、仮に方便でもそんな言葉は口から出てこないように思いますし、もっと適当な事を言っていたんじゃないかと思います。
世界がそんな風ならよかったのに…という思いがあったからこそ、リンリンや子供達にそんな事を言えたのではないかと思います。
カルメルは善人では無かった…
それは確かですが、しかし、優しい言葉や思想は嘘ではなかったんじゃないかと思います。
この記事の紹介は以上になります。
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