ドラゴンは世界政府という組織をどう考えているのか？｜天竜人無き世界政府
天竜人無き世界政府
世界政府という組織は800年間存在し、今それを解体しても、先程書かせて頂いたような混沌の世を生み出すだけでプラスにはなり得ないように思います。
やはり世界政府を支配している天竜人達を権力の座から引きずり下ろし、その上で世界政府を残す方がベターだろうと思います。
しかし、世界政府は非加盟国の人権を認めないというのは何百年も続いており、それは非常に大きな問題ですよね…
世界政府加盟の条件には天上金を納めるというものがあり、加盟したくてもできないという事で非加盟として虐げられていた国は多く存在するでしょう…
そういう国の加盟も受け入れ、裕福な国が援助する事によりその国を発展させるという現実世界の国連がやっているのと同じ事ような形に持っていく事ができなければ、天竜人を排除しても根本的には何も変わらないような気がしますね…
やはり、方便ながらもマザー・カルメルが口にしていた『あらゆる種族が手を取り合い笑い合える世界』という理想を、世界全体に思想として浸透させる必要があるかと思います。
革命軍が世界を変えようとしているなら、いらないものを切り捨てるというこれまでの考えから、いらないものを作らないという考えに変えていく義務があるように思います。
どちらかと言えば、天竜人と戦い倒すより、世界に思想を広め浸透させていく方が大変な事だろうと思います。
天竜人を倒したとして、世界に対して『鬱陶しいのは排除したから後はお好きにどうぞ！』というのは、無責任でしょうしドラゴンがそんな考えだとは思えない…
ドラゴンは天竜人を倒した上で世界を思想面でも変えるというような事を考えていると思いますね…
しかし、天竜人を倒すと言っても、彼らを皆殺しにはできないですよね…
