ルッチはカクを見捨てるのか?|友人を手にかけた海軍大将
友人を手にかけた海軍大将
ボルサリーノとベガパンクは親友だったわけですが…
ベガパンクは大きな罪を犯し、ボルサリーノはその罪を断罪する為にやってきた…
しかし、ボルサリーノは親友を殺したくなんかないというのは素直に口にだしており、海軍大将という世界政府の社畜に過ぎない為、命令には従わねばならないとも口にしていました…
また、ベガパンクからも『心がもたんか』と言われていたように、ボルサリーノはやはり親友を手にかけねばならないという心の痛み苦しみを見抜かれていました…
過去にボルサリーノの『どっちつかずの正義』の真の意味はベガパンクやくまと同じく『平和主義者』という事ではないかと思いますが、結局ボルサリーノは心優しく平和を愛する性格であり、親友を手にかけるという事は彼自身の心を深く深く傷つける事になったのでしょう…
ボルサリーノは自ら『休ませてくれ』と言っていますが、今は…いや、これからも、最早海兵として戦う事が出来なくなっているのではないでしょうか?
親友を手にかけ、社畜として堕ちるところまで堕ちたと開き直る可能性もあるかも知れないですが、ボルサリーノに世界政府が正義だという絶対の信念がなければ、そうはならないと思います。
ベガパンクが禁じられた歴史の探究を行ったことでバスターコールが発令されるということはそれだけ世界政府に後ろめたい事があると言う証ですし、ボルサリーノはやはり世界政府への疑念を抱いているのではないでしょうか?