ベガパンクがバスターコールなど無駄と言った意味|天の意志とは人々の願望?
天の意志とは人々の願望?
ルフィと麦わらの一味は天の意志に守られているとしか思えない強運を持っており、それは窮地になればなるほどに顕著に現れる現象だと言えるのではないかと思います。
天の意志といえば、全知全能の唯一の神とか数多存在する神々の総意とか、そういう運命を司るような超自然的な存在が持つ意志であると思えますよね…
しかし、ONE PIECE世界にはそんな運命を操っているような神の存在は今のところ確認されておらず、単純にルフィ達が強運を持っているとか、これまでに関わってきた人々から因果応報として救われているというようにしか見えないように思います。
個人的に、ONE PIECE世界における天の意志というのは、全世界の人類の深層心理における自由と解放の願望なのではないかと考えているのですが、ルフィと麦わらの一味に関わった人々を見るに、絶対にそういう願望をルフィ達に重ね、期待していますよね…
ルフィ達はいつもそれに応えているわけですが、その際に見せる訳のわからない『強さ』は彼らの体格や戦闘経験からして明らかにオーバースペックだと感じますが、それもやはり人々の願望が何らかの形でらエネルギーとなり、彼らに力を与えているように感じられます…
ベガパンクは悪魔の実は人間の空想が具現化したようなものだと言っているわけですが、人間の空想が見て触れられる実物として具現化されるのなら、エネルギーに変換されてもおかしくないと思いますし、それが運命をも動かすという事もあり得るのではないかと思います。
その具体例としたいのが、インペルダウンでマゼランの毒に侵されたルフィがイワンコフのホルモン操作とボン・クレーの応援を受けて復活した事なんですよね…
あの時、イワンコフはルフィが生き延びる可能性はかなり低いと思っていたのもあるでしょうが、ボン・クレーの応援が無関係だと思えないと真剣に言っていました。
やはり、そういう事はあるのではないでしょうか?