リンリンは世界を征服しようとしていたのか?|リンリンは『悪』だったのか?
リンリンは『悪』だったのか?
ONE PIECE世界では善悪という価値観では割り切れないようなキャラが多く登場しますが、リンリンはその最たる者だったように感じられます。
リンリンは自分によくしてくれた人達にとってはちゃんと恩を感じていて、その人達が理不尽に傷つけられたら本気で怒るわけですが、その人達が自分から離れていく場合には許す事ができないんですよね…
それは両親に捨てられ、また突然自分の前からカルメルや友達が消えた事のトラウマに端を発していると思いますが、歪んではいても優しさは持っていますよね…
全てが自分基準だから、おかしな事になっているだけで、リンリンは基本的には人間らしい優しさは持っている…
また、自分を慕う人間は基本的に全て受け入れる器の大きさも持っているわけですから、悪人と断ずる事はできず、そこもカルメルに似ているような気がしますが、やはり、全て自分基準であり、それを他者に力づくで押し付けようとする姿勢は『悪』であろうかと思います。
自分が正しいんだから、みんな自分のいう事を聞くべきだ、聞かない子は悪い子だと考えるのはひとりよがりの極地であり、単なるワガママに過ぎないですよね…
もし、リンリンがずっとカルメルと一緒にいて海軍にでも入っていれば、今頃はガープのような英雄になっていたかも知れないですが、リンリンは幼少期に傷つき過ぎたのではないかと思います。
生まれながらの強さと食欲さえ無ければ、今ごろは普通の優しいお婆ちゃんだったんじゃないかと思え、カイドウと比較するとリンリンにはやはり同情的になってしまい、やはり悪人だと断食れないなぁと思いますね…
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