サターン聖がくまを七武海に入れたかった理由|バッカニア族の滅亡
バッカニア族の滅亡
くまから自我を奪う事はくまを殺す事にはなるのはサターン聖にもわかっている…
しかし、サターン聖にとってはそんな事は取るに足らない事でしょうし、何の罪悪感もない…
また、生まれながらの奴隷であるバッカニア族の生き残りであるくまが世界政府に奉仕するのは当たり前の義務であるというような感覚もあるかと思います。
更に、バッカニア族の生き残りがくま一人だけになっているなら、バッカニア族を滅ぼす事にもなり、ニカの伝説と同時に受け継ぐ民衆を救うというような危険な思想をも消滅させる事ができますよね…
しかし、サターン聖にとってバッカニア族の人間以上の怪力と頑丈さは魅力的な特徴であるはずで、滅ぼさねばならない理由はその思想にあるわけですから、その理由を取り除く形でバッカニア族の血を残し、戦力とできるパシフィスタという存在は世界政府にとってかなり有益ですよね…
天竜人からすれば取るに足らないだろう奴隷の
命一つからそれだけの利益があると考えられます。
サターン聖にとって、くまの改造は一石二鳥維持に優れたアイディアだったのではないかと思いますね…
世界政府はセラフィムという存在によって、おそらくは世界政府に敵対する存在だっただろうルナーリア族も従順な形で戦力とする事に成功しています。
世界政府は科学力と権力によって制御し難い存在を戦力として制御するという形で征服し、支配する…
それがパシフィスタ計画の根っ子にあるものじゃないかなとも思いますね…
この記事の紹介は以上になります。
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