ロジャーが空島のポーネグリフだけにメッセージを残した理由｜メッセージを刻んだ意味は？
メッセージを刻んだ意味は？
大鐘楼の台座に組み込まれたポーネグリフ…正確にはその隣になりますが、ロジャーはおでん様に頼んで古代文字で
『我ここに至りこの文を最果てへと導く 海賊ゴール・D・ロジャー』
とメッセージを刻んでいますが、先程も書かせいたように、ロジャーがそんな行為をしたのは後にも先にも、それ一度限りだったかと思いますが、その理由はなんだったのでしょうか？
ほとんど辿り着ける者はいないだろう特殊な場所にあるだけに何か記念を残したかったとか、必ず最果てに到達するといい決意表明だったとも思いますが、文の内容を見る限り、後にここにやってくる誰かにポーネグリフの意味を教えているように思えますよね…
また、現代の文字ではなく、古代文字で刻んだという事から、ロジャーは古代文字を読める人間に向けてメッセージを残しているはず…
ロジャーは後に最果ての島、自分がラフテルと名付けたその島に到達し帰ってきてから20年に自分達を超える者達が現れるというのを知っています。
空島に到達した時にはそれを知らなかったはずで、後からそこにやってくる者達を想定して、そこにメッセージを残した意味がよく理解できないのですが、一つ思うのは、シャンディア達が部族の使命として守り抜いてきた神聖な大鐘楼…その台座であろうとも、そこにメッセージを刻む事をシャンディア達が許したのはロジャーを気に入っていたからでしょうし、シャンディア達もその行為には意味があると判断したからではないかと思います。
大鐘楼のポーネグリフは本来はあり得ない場所にあるわけですが、そうやって断絶され役目を果たせなくなっていたもの…つまり意味を失っていたそのポーネグリフの文をロジャーが最果てにまで導くという事により意味を取り戻させようとしていた…
あのままロジャー達にもルフィ達にも発見されなかったら、それまであれを守る為に戦ってきたシャンディア達の行為にも意味がなくなってしまうようなものですから、やはりロジャーはシャンディア達の意思を汲み取ったんじゃないかと思いますね…
文を導く事も重要だったかと思いますが、ロジャーはシャンディア達の歴史を最果ての島に繋げたいと直感でそう思ったんじゃないかと思います！
